杯が乾くまで

鈴木真弓(コピーライター/しずおか地酒研究会)の取材日記

日本酒大好き!コピー川柳コンテスト発表

2011-11-05 17:00:46 | しずおか地酒研究会

 10月30日に藤枝市岡部・玉露の里開催した『酒と匠の文化祭Ⅱ』で、昨年の文化祭Ⅰに引き続いて、「日本酒コピー&川柳コンテスト」を実施しました。

 

 今年は静岡コピーライターズクラブさん(SCC)主催の第2回しずおかコピー大賞でも日本酒部門があるということで、SCCへの投稿も呼びかけつつ、ブースに来てくださったお客様に、「気軽に一句」とおススメしました。やたら規則の厳しいSCCとは違い、こちらは地酒を愛する地元民のゆる~いお遊びですから、投稿は無記名でもペンネームでもよし、スタッフでお気に入りを選んで、蔵元代表の初亀さん、ブース担当のときわストア後藤さん、企画責任者の私で3賞を決め、『吟醸王国しずおかブログ』上で発表し、受賞者には名乗り出てもらうという方法です。

 

そして本日(11月5日)、ブログ上で3賞を発表しました。最優秀の初亀賞は、全員が「コレ!」と唸った素敵な一句です。

 

 

 日本酒川柳は、昨年もそうでしたが、家族を主人公にした作品が多いんですね。家庭の中で、日本酒が、相応の存在感を持っているのかと思うと、本当に嬉しくなります(不況で家呑みが増えたのかもしれないけど・・・)。自分じゃなかなかこういう句は作れないですねえ。やっぱり、コピーライターが机上で頭を捻って創作するより、日本酒を愛する家族に寄り添う、ホンモノのまなざしのほうが、勝っているってことですかね。

 

 話は脱線しますが、今、NHK朝ドラの『カーネーション』を楽しく観ています。キャリアウーマンの一代記という面白さもさることながら、小林薫演じるお父ちゃんが本当に魅力的。前作『おひさま』のお父さんは、あまりにもイイ人すぎて、どこか、脚本家が想像で作ったんだろうというのが見え過ぎてしまったのだけど、今作のお父ちゃんは「いるいる、こういうオヤジ」っていちいち頷いてしまう。我々の日本酒川柳の初亀賞で描かれたお父ちゃんも、こういう人かもってニンマリしてしまいました

 

 

 受賞者のみなさま、心ばかりの賞品を進呈させていただきますので、ぜひご連絡をお待ちしております。