当ブログでは6月に三溪園を紹介していますがその前後の土、日を横須賀の街を散策しましたので少し時間が経ちましたが紹介します。
6月14日(日)は「よこすかのりものフェア」がヴェルニー公園を中心に開催されていました。
その一環として海上自衛隊艦艇一般公開があり「護衛艦いずも」に乗艦することが出来ました。
就航したのが今年の3月25日の新鋭艦です。
莫大な税金を使ってこういうもの造るのもどうかなという意見もあると思いますがご隠居は単なる乗り物好きということで乗艦してみました。
排水量、19500t、全長248m、112,000馬力 速力30kh(55km)
日本政府は海上自衛隊の護衛艦と言いますが外国の人が見たら誰でも日本海軍の航空母艦と思うでしょう。
ただし甲板が短いのでジェット機を飛ばすのは無理なのでヘリコプター中心です。
何処でもゆるきゃらがいるんですね。そして子供が喜びます。
「いずも」はいい名前だなと思いますが撃沈されたら神様の権威が傷つくのではないかと少し心配になりました。いz
岸壁からだんだんいずもに近づき見上げると大きさが分かります。
デッキから中に入りましょう。ちゃちな連絡船と違ってデッキさえもがっちりと言った感じです。
格納庫もすごい広さです。青函フェリーなどでもうっかりすると下船の時に自分の自動車を見失うことがあります。
しかしそんな大型フェリーよりももっと大きい感じです。
甲板に昇るのには通常、航空機用昇降機に使用されているエレベーターに乗ります。
上昇するにつれて空が広がってきました。
甲板に出てみました。隊員が通常連絡には自転車を使用しているそうです。
運動会が3~4会場出来そうです。
旧帝国海軍の航空母艦赤城や当時の最新鋭空母瑞鶴などは3万トン以上あったそうです。これよりかなり大きかったのでしょう。
そんな巨大空母が何隻もあっても日本人を幸せにはしてくれませんでした。
しかし何十年も昔から巨大な航空母艦を持ち日本人は海軍への思い入れは強かったのでしょう。海洋国家なのです。
大陸国家のドイツとかフランスは昔から優秀な人は陸軍に行ったそうです。
そして中国もどちらかと言えば大陸国家なので海軍力はそんなに大きくならないのではないでしょうか。
アメリカ海軍の原子力空母ジョージワシントンは10万トン以上。乗組員5千人から6千人。化け物です。ちなみにいずもは乗組員500人とか。
船尾の旭日旗。韓国人は嫌いますが日章旗は風の具合によっては白い所が多くなって降伏したのと間違われるので海軍は旭日旗を使用しているとか。
船首の日章旗。
出雲の発電機をフル回転させると小さな市の全部の発電量を賄えるそうです。
食糧、水、毛布など莫大な備品が積み込まれています。
災害の多い日本です。戦争ではなく列島の危機の時即時に出動してに活躍してくれることを祈ります。
いずもを下船して公園を歩くとのんびりとお祭りの最中です。
こんな風景が永遠に続くように祈っています。
youtubeを見ていたらどなたかの「いずも」の乗艦の記録がありました。
ご隠居もほぼ同じ体験でした。