2017年1月も成人式を迎えて列島は日常モードになってきたようです。
まだ寒いので出かける予定がありませんのでご隠居の大好きな秩父の事でも少し紹介してみたいと思います。
どうぞお付き合いください。
秩父へは池袋駅から西武特急レッドアロー号で行くのが便利です。
最近まで吉高由理子さんが金曜日に西武特急で秩父に遊びに行く行くCMがテレビで流れていました。
秩父は仏の里とか観音の里とかいわれ信仰の深い人々の住んでいる盆地です。
秩父三十四か所の観音霊場は坂東三十三か所、西国三十三か所と共に日本百番観音に数えられています。
パンフレットには
「一番四萬部寺から三十四番水潜寺まで静寂な山村と美しい自然の風光を背景に一巡約100kmあります。
ある時には谷をわたり、山路をたどり、野ずらを横切っての巡拝は秩父札所ならではのものでしょう。
素朴な風土に培われた秩父札所霊場の観音様は多くの人々から親しまれ、幸せを祈る人々や救いを求める人々に、安らぎとご利益を与えたまうでしょう」
秩父の駅まで行けばレンタカーで2泊3日ぐらいの行程で巡ることができます。
ご隠居も平成十四年の午歳総開帳の時に一回りしました。
最近もよく秩父には出かけるので(秩父に来るとなんだかほっとします)お参りしながらまた御朱印などいただいています。
一番札所 四萬部寺山門
まずここで納経帖など買い求め巡礼の準備をします。
本堂には「施食殿」の額があり関東三大施食のお寺です。
8月24日にはお堂で大施餓鬼が開催され往時には30俵の米を炊き上げ信者や乞食に施したそうです。
本堂
施餓鬼
餓鬼(がき)とは生前に悪行によって亡者の世界に落とされた魂や無縁仏になっているような霊や魂のことを言い常に飢えと乾きに苦しんでいるものです。
そういう人たちに食べ物、飲み物を供物して施すことで餓鬼の供養を行う法要です。
埼玉県では昨年「秩父祭屋台行事と神楽(かぐら)」と「川越氷川祭の山車行事(だしぎょうじ)」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。
秩父祭り 12月2日(宵宮)3日(大祭)
川越まつり 10月第3土曜・日曜日
秩父神社のすぐ隣に「秩父まつり会館」があります。
恥ずかしながらご隠居もまだ秩父の夜祭りに行ったたことがありません。
とりあえずここで迫力ある屋台や笠鉾を見学しましょう。
秩父ではどこからでも武甲山が見えます。このへんが癒されますね。