男鹿半島の付け根、船越にやって来ました。
男鹿と言えばやっぱりナマハゲですよね。
公園のわきに男鹿総合観光案内所があり旅館を紹介してもらいました。親切でした。
泊まる場所も決まったので夕陽のきれいな入道崎に向かいます。
まだ日没には少し早いようでした。
入道崎の灯台は工事中みたいでした。
日本の灯台50選に選ばれていて北緯40度、夕日の沈む場所として人気があるそうです。
緑の台地と紺碧の海、青空の絶妙なコントラストが売り物だそうです。
「菅江真澄の道」というハイキングコースがあります。
男鹿半島では菅江真澄の話を良くききます。
江戸時代後期の旅行家で博物学者だそうです。半生を秋田で過ごしています。
民俗学者の柳田邦男は
「真澄遊覧記を読む中で、真澄の日記を通して
天明といえば江戸でも京都でも種々の学問と高尚なる風流とかが競い合って進んでいる新文化の世であった。
然るにそれとは没交渉に遠く奥州北上川のこんなに寂しい旅行を一人で歩いていたのである」
真澄は変わり者かと言えばそうではないようなことを司馬遼太郎が書いています。(街道をいく、秋田県散歩参照)
入道崎は子持黒、入道岩、鹿落しなどと剣を立てたような高岩が岸にかさなり合っている。
増えすぎた鹿を、鹿狩りの時はこの先の野に駆り集めてこれらの岩の上から追い落とした
という説明がありました。
さて今宵の宿の男鹿温泉いつきました。
男鹿温泉雄山閣です。
ご隠居的には旅に出て泊まる場所は温泉でも井戸水でも(井戸水は冷たいからお湯の方がいい)ビジネスホテルのバスでもこだわらない人です。
でもここは日本秘湯を守る会という看板があったのでちょっと良かったかなと思いました。
なまはげの湯「露天岩風呂」がなかなか良かったです。
部屋からの男鹿温泉街
7軒の宿泊施設の先に日本海が見えます。
夕食も終わって暇だから旅館の人に進められて「五風なまはげ太鼓ライブ」にぶらぶら出かけました。
五風会館と言う場所まで少し歩きました。
どうせ田舎のアトラクションだから大したことないと思っていきましたが、これがどうして眠気もさますような迫力ですごく良かった。
写真教室のご婦人に見せたら野崎さんはこの女性が美人で気に入って撮っていたんだなと言われました。
ばれたか!
とにかく暗くて動きが早いし観客の頭は邪魔になるしでいい写真がなかなか美味く撮れませ。
誰かの写したyoutubuを見てください