ななきたのご隠居~野崎 幸治

千葉市美浜区で行政書士をしています。
地元では「ななきた(磯辺7丁目北自治会)のご隠居」と言われています。

磐越西線の旅(「C61ばんえつ物語」号)

2015年05月06日 | 旅行

5月の連休は磐越西線(森と水とロマンの鉄道)新津・郡山間175.6kmを乗ったり降りたりして旅をしました。

今回は上越新幹線東京駅7時00分発「とき303号」で出発です。(右側)

8時59分には新潟駅に到着です。

9時28分発の「ばんえつ物語」が入線していました。

隣のホームに653系の電車が停車していましたが誰も観ていません。

出発の準備も完了のようです。

連休で満席だとのことで機関車も張り切ってシュ!シュ!シューゥと蒸気を吐き出しています。

爺さん頑張れよと煙突に鉢巻でもしめてやりたくなりました。

駅のホームもイベントムードが高まっています。

これ1本走らせても新幹線1両分の利益にもならないでしょうが気持ちです。

例年ばんえつ物語号はC57が牽引するのですが現在点検中でC61が代打です。

客車も特別車両(ばんえつ物語用)になっています。

展望車(グリーン車)

新潟平野はもうすぐ田植えです。

最近コメの値段が下がって気の毒ですが農家のみなさんやる気なくさないで美味しい日本のお米を作ってくださいね。

都会の人にとっては日本の米造りが止められてしまうのが一番怖いです。

コンビニで買う130円のおにぎりで農家に入るコメ代金は15円くらいとかいう話もありますがどうにかならないのでしょうか。

途中でも歓迎の手を振ってくれています。

新入社員らしき車掌さんが大きな声で歓迎のあいさつ。初々しくて良かったよ。

能代川の上をSLの煙がたなびきます。日本の初夏です。

明るい展望車

阿賀野川が見えてきました。

水量がものすごく豊富です。川幅が広くなっているところはダムがあるみたいですね。

SLは100分ばかり走ると津川駅に到着です。爺ちゃん疲れたみたいでかなりの休息です。

停車時間を使っての撮影。

石炭の移動に車輪の点検、水の補給、手間のかかる奴(機械)なのです。それだけにかえって人気があるのかもしれません。

C61-20号機は戦前造られましたが昭和24年に改造されて新鋭機になりました。

その後は花形特急「はくつる」など牽引しました。世のすう勢が電気機関車になってからは地方で各地の貨物列車になりました。

そして引退。群馬県の伊勢崎市の公園に展示されてひっそりと暮らしていました。

さらには昨今のSLブームで引っ張り出されて各部品を取り換え新品のようになり現役時代よりも脚光を浴びて人気があります。

人間の一生に似ていますね。

我々も定年を迎えて第二の人生だとのんびり生きるのも大事なことです。

またボランテァ活動を通じて余生を世の中のために生きるという選択肢があってもいいかもしれませんね。

ただ機関車と違って体の部品を取り換えて青春時代の元気さになったということはないのであまり張り切りすぎるのはやめましょうね。

ほどほどに。


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