桜の花を堪能して一度熊谷駅に戻り市内を少しぶらぶらしました。
まだ暑さとは関係ない季節です。
熊谷はうどんの町としても売出し中です。
「熊谷B級グルメ大会」なども毎年開催されていてうまいもん、こだわりの味を追求しています。
星川シンボルロードです。
渓流には鯉が放流されていて遊歩道が続き夏は涼しさをもたらせてくれそうです。
この突き当りには石上寺がありました。
こちらも桜が綺麗です。
境内にある熊谷桜は早咲きの彼岸桜よりも早く開花するので、一ノ谷の戦いで熊谷次郎直実がさきがけを争った故事にちなんでいます。
エドワード・シルヴェスター・モース博士の像
モース博士は東京大森貝塚を発見したことで有名です。
この地に近代論の講演に来たというだけで銅像が立つのだからすごい!
星渓園
竹井家の別邸として、星川の水源になっていた「玉の池」を中心に作られた回遊式庭園です。
のんびりとみなもを眺めて時の流れを感じましょう。
片倉シルク記念館にやって来ました。
館内は撮影禁止です。パンフレットで我慢です。
富岡製糸場の姉妹工場であった片倉工業熊谷工場の繭倉庫を利用した記念館です。
120年に及ぶ日本の製糸の歴史です。富岡に行くにはちょっと遠いと思う人でもここで結構堪能できます。
中国から伝来した糸づくりの技術は日本各地に広まり絹は産業として日本の近代化を担いました。
習近平は気に入らなくても日本人は昔から中国からいろいろ学んできたのです。
なお大正から昭和にかけて我国の総輸出額の50%を占めていました。
まさに絹と静岡のお茶が日本の現在の豊かさの基礎を作ってくれたのです。感謝です。
先人たちの残してくれた足跡とロマンを感じたいものです。
八木橋百貨店前の旧中山道跡の碑です。
熊谷宿は中山道六九次のうち江戸から数えて8番目です。
戦時中に空襲などにもあって破壊されましたが都市計画のもと一新され昔の面影はないそうです。
五家宝なんていうお菓子がおみやげでは有名ですね。
高城神社です。
1590年の兵火で焼失したのを忍城主・阿部正能が再建しました。
忍城といえば「のぼうの城」という映画で有名ですね。豊臣方の水攻めに耐えた話だったかな。秀吉は水攻めの好きな男ですよね。血を見るのが嫌いだったのかな。
熊谷から秩父鉄道に乗って行田市駅まで行けばすぐです。
秩父鉄道といえば熊谷駅から行田市とは反対方向、三峰口の方に向かえば長瀞や羊山など花の名所に行けます。
パレオエクスプレスにでも乗って行ってみてはいかがでしょうか。
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