日本で登山電車なんてお洒落ですよね。箱根以外では高原を走っている列車は沢山ありますが・・・。
強羅(ごうら)駅行き「モハ1形ー106」号です。
多少改良を加えながらも開業当時から走っている車体です。
運転手さん?が電車の下で水の調整をしていますが、急カーブが続き車輪とレールが摩擦して高熱が出るので水を流しながら走ります。
電車は大平台駅に到着。スイッチバックの駅です。
右側に1000形の上り箱根湯本駅行きが到着です。ここで交換、104電車は急斜面を登って行きます。
勾配は1000分の80です。12.5m進むと1mの高さを登ります。後ろから電気機関車などで押してもらわないで、車輪の力だけで登る鉄道としては日本一の急勾配です。
大平台駅を出発です。
「登山電車はゆっくりと進みます。景色もおみやげにどうぞ」
楽しそうなコピーですね。
急カーブを進んで行きます。
1000形車両は箱根登山鉄道と提携しているスイスのレーテイッシュ鉄道とのコラボ作品です。
ちなみにこの列車は「ベルニナ号」の愛称です。
強羅駅に到着です。下に見えるのが登山鉄道のホームです。ここからケーブルカーに乗り換えます。手前はケーブルカーのレールです。
箱根はいろいろ乗り物があって山全体が巨大な遊園地のようです。
このケーブルカーの車体は平成7年から営業を開始した4代目のスイス製です。(開業は大正10年)
外国語が飛び交っていてよその国の観光地に来ているんじゃないかと錯覚します。
交換レールがあるのでケーブルカーであるのが分かります。
ケーブルカーの車輌は2両編成で各車内が行き来できるのが特徴となっています。
早雲山駅に到着です。
次はロープウエィです。楽しいね。1台に10人ぐらい乗れます。
スイスやオーストリアで採用されている複式単線自動循環式のロープウエィとなっています。二本のロープに支えられ安定しています。
ヨーロッパまで行かなくても結構楽しめますね。
大涌谷が見えてきました。
以前来た時より気持ちのせいか音が大きくて水蒸気の量が大いような気がしました。
大涌谷といえば黒たまごです。
早速ご隠居も買ってみましょう。
ドヒッヤー!ここまで来て完売とは涙が出ます。
いつもならあきらめが早いのでまた来るからいいやと帰ってしまうところですが・・・。
今回は神様が付いてていてくれました。キョロキョロしていると駐車場の方の売店で人が並んでいるのが見えました。
はでな看板は出していませんでしたが一袋ゲットできました。ちょう うれいしい。
一つ食べると7年間も長生きできるそうです。
とどめは大涌谷延命地蔵尊に参拝しました。
オメェそんなに長生きしてどうするんだと訊かれれば答えに困ってしまうのですが。
とりあえず元気ではつららつと暮らしましょう。
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