村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

107.安倍首相の辞任についての政治家のお粗末なコメント

2007-09-13 07:12:56 | 政治
昨日、安倍首相が急遽辞任を表明しました。
自民党議員や野党議員を含めて多くの人がびっくりしていましたが、私は全くびっくりしませんでした。昨日の安倍劇場は、組織崩壊の典型的な現象の一つなんですが、そういうことに自民党議員は、もはや気づくだけの能力すらないのです。自民党は、お坊ちゃんと爺様のまとまりのない右往左往するだけの集団と化しているのです。
今年の私の年頭所感でも申し上げたように安倍首相は次のようなイメージなんです。自民党が何故あんな人を選んでしまったのかが不思議でなりませんでした。何故、参議院選挙大敗直後に自民党は安倍辞任を強行できなかったのか?理由は自民党の腐敗・分裂でしょうか?⇒安倍首相のイメージhttp://www.meico.org/p18.html
 ①お坊ちゃん首相
 ②かつがれ首相
 ③イケメン首相
 ④できのいい首相
 ⑤上流階級首相
 ⑥頭でっかち首相
 ⑦八方美人首相
 ⑧誤魔化し改革首相
 ⑨自民党なれあい首相
 ⑩増税型首相(無駄容認首相)
 ⑪ソフトタッチ首相
 ⑫無力・非力首相
 ⑬格好つけ首相
 ⑭言いなり首相
 ⑮自民党寄り首相(小泉さんは何と言っていたかな?)
 ⑯さわやか首相(小泉さんはざわやかだった)
 ⑰オーラなし首相
 ⑱原稿ぼう読み首相
 ⑲見えない首相(なんとなく、おとなしい)
 ⑳頼りない首相
 ・お飾り首相・見劣り首相・期待外れ首相・しがらみ首相・田中真紀子的首相・迫力不足首相・・・

昨日聞くところによると更に”胃弱首相”であったとのこと、胃が丈夫でなければ首相やトップは務まりませんし致命的です。

と全く評価していませんでした。私はあの3人の首相候補では谷垣さんが適任であるように思っていましたが、自民党は従来的な感覚で国民受け狙いで安倍さんを選んでしまったのです。
悪いのは安倍首相でなく、安倍さんを選んでしまった、凋落自民党の責任なのです。
会社の場合でもそうですが、会社で結果を出す人というのは、・①健康・②体力・③人間的な厳しさ・④精神力・⑤広く深い経験・⑥熱意・⑦勉強・⑧努力・⑨どんな悪条件でも耐え切り開く能力等々ですが、安倍さんや最近の自民党の多くの政治家には欠落しています。

今回の安倍首相の突然の辞任は、安倍さん自身は「僕なんかを何故、選んだのか、まずかったようだ、だから私は辞めます」というようなことであって、論ずる価値もないことでしかありません。お人好しの安倍ちゃんとしては、単に「僕ちゃん辞めたい」だったのでしょう。
周囲の方は突然の辞任の理由がわからないという政治家が多かったのですが、そのことこそが、今回の安倍辞任劇の根っこの原因であったのではないでしょうか?今回の参議院選挙でも明確になったのですが、安易な考えがまだ根強くあって、自民党議員の感覚の遅れ・ずれがあるのです。まさに江戸幕末の徳川の武士達のような感覚で政権を維持できるようにまだ信じているのでしょう。
今回の安倍辞任劇は安倍さんがどうのこうのということではないのですが、昨日の様子ではそういう他人事のようなコメントを発するお粗末な政治家が多かったように思います。事前に調査も分析も予測もされていない周章狼狽している無様な日本というか自民党や国会議員達、しっかり反省しないで次の首相を安易に選ぶでしょうが、多分結果はますます悪くなっていくことでしょう。
真の実力者の首相を一人に絞ることが出来なければ、自民党は急速に分裂が表面化し。次回選挙で大敗して行く運命でしょうね。私は谷垣さん又は小泉さんが望ましいように思います。その他の人を選ぶようであれば、もう自民党もいよいよ御仕舞いのように思います?
参議院選挙以前からもう自民党崩壊は筋書き通り進んでいるのです。
しかし民主党もそろそろしっかりして戴かないと、政権をとったら自民党より悪かったにならないことを望みます。昨日のコメントも単純な安倍批判のようなレベルの低いものが多く「民主党も大丈夫かな?」という一抹の不安が残ります。そろそろ次期与党として、もっと余裕のある格調の高いガッチとしたコメントが欲しいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする