村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

第33号 村上和隆の人生塾「一言」     実現損失に対して、機会損失というものがある

2008-06-02 06:13:19 | 人生
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:東京出身-大阪赴任-京都事務所-滋賀田舎暮し (東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)

※お知らせ:今後4~11月は事務所が滋賀の山中になるため毎日掲載できなくなります、やや日があきますが了解下さい

33.実現損失に対して、機会損失というものがあるが、知らない間に多くの損をしているのだ

投資してお金を儲けたという人がいる一方でお金があまりないので投資しないと実質的に損をしていることになる。
前者を実現損失、後者を機会損失と言います。お金以外に、人間は”知らない・できない・やらない”ために、多くの機会損失をしているのです。

多くの呑気な人間どもは、現実損失にばかり目が向きます。

巨大地震が近い将来予想されており、ほぼ100%被災するのに、家の補強も必要な備えをしない多くの人がいます。
しかし一方で私も含めて地震への事前の備えや対応をしている人もいるのです。
耐震補強に300万円以上かかりますが、対応をしない人にとっては、そんな機会に対して、300万円を出すのが馬鹿馬鹿しく思えるのです。
機会損失ではないのですが、巨大地震を想定して事前にお金を使うというのも機会損失的な考え方です。
地震が起きた時に立場は逆転するのです。
対応しない人は泣き、対応した人は笑うのです。

損というものをどう考えるか、どう行為に反映するかが大事なポイントなんです。
目先の目に見える(実現損失)にばかり目を奪われていると、とんでもない大損や大不幸に遭うことが多いのです。
機会=やろうとすればやれる望ましいこと=予想される事態などということでしょうか?

「自分は若いから歳とった時のことなんか、病気した時のことなんか、貧乏した時のことなんか考えても意味がない」ではなく、目に見えないことであっても、想像力を働かせて、現実のことと同じ程度考え・行動に反映したいものです。

やらないで損をする機会損失のほうが、実現損失より大きい場合がありますので、あまり馬鹿にはできませんよ。

このたび村上和隆人生塾を開校しました。
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