村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

第36号 村上和隆の人生塾「一言」     人生は成り行き管理のままだ

2008-06-11 05:51:16 | 人生
関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:東京出身-大阪赴任-京都事務所-滋賀田舎暮し (東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)

※お知らせ:今後4~11月は事務所が滋賀の山中になるため毎日掲載できなくなります、やや日があきますが了解下さい

36.経営は成り行き管理から科学的管理に変革されたが、人生は成り行き管理のままだ

昔1900年頃今から約100年以前に近代的な工業が起こってきた時代、会社の経営はまだ成り行きまかせの管理が主流でした。
しかし技術革新が進み大量生産が始まり、経済規模が徐々に大きくなるにつれ、経営管理にも、いろいろな不都合や問題が生じてきます。

そこでテイラーなど経営工学者を中心に科学的管理法なるものが登場してくるのです。
調査・分析・標準化・基準化・評価・改善・管理などについて科学的な手法が研究開発され、企業に導入され始めました。品質や能率やコストに関して、
ご存知のQC/IE/VE/SE/標準化/コンピュータなどが代表的な手法として登場し活用されていきました。
日本でも高度経済成長の時代にQC活動やIE活動やVE活動によって世界一の品質と効率を達成したのです。

最近ではISO14001やISO9001やISO27001などマネジメントシステムの手法も多くの企業で導入され本格的な国際標準に基づくマネジメントシステムが普及しているのです。

ところが一方、人々の暮らしや人生に関する管理方法は、学校で正式の教育としてカリキュラムにも取り上げられず、教えられていないのです。

最近は怪しげな占いなんて、まさに口からでまかせ、言いたい放題の「インチキなもの・怪しげなもの」にすがる人が増加しているそうです。

人生は人まかせ、成り行きまかせ・怪しげな占い師まかせなんです。その結果、便利さと物質的な豊かさが進み、世の中の多くのひずみ・ゆがみの中で、現代の日本では、精神病・麻薬やアルコール依存・自殺・虐め・指導者の堕落・凶悪犯罪・家族崩壊など人間性の崩壊が進んでいます。

教育の問題だから教育制度を変えようなんて安易な議論がされていますが、そんな役人風情の考える箱物的な発想の制度改善よりもっと基本的な人生に関する勉強が大事なような気がします。

日本では学校で宗教教育はタブーになっており、宗教界も葬式仏教に甘んじています。

私なりに言わして戴くと、人生学・人間学・経営学・管理学・会話学・心理学・精神学・生活学・自然学なんてものが欠落しているように思えてしかたありません。
もっと真剣にこれらの要素を勉強し真っ当な人生を生きることを教えずに、受験本位の功利的な教育によって、結果的に悪徳政治家や悪徳役人など劣悪な指導者を生む元凶になっているように思います。

このたび村上和隆人生塾を開校しました。
日本人自ら心の再生をしようではありませんか?
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コメント
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