関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表村上和隆:東京出身-大阪赴任-京都事務所-滋賀田舎暮し (東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク代表)
※お知らせ:今後4~11月は事務所が滋賀の山中になるため毎日掲載できなくなります、やや日があきますが了解下さい
44.矛盾は矛盾でなく、安易に矛盾を排除することこそが矛盾である
生活・暮らし・仕事・学問・人生・・・・何事においても、悩み・苦悩・失望・・・がない人はいないでしょう。否、むしろそういうものがあるからこそ、そういうものを乗り越えることによって喜び・安楽・希望などが得られるのです。
悩み・苦悩・失望の元を一言で言うと矛盾ということでしょうか?世の中は「こうすればこうなるはずだ」と思っているとそうはならない。
「こうしたいがそうはならない」というように、あれこれ矛盾が生じます。その矛盾こそが悩みの元なのです。ところが矛盾を避けようとすると、かえって多くの悩みや苦悩がどんどんやってきます。
平和と戦争/愛と憎しみ/善と悪/空腹と満腹・・・・みたいに望ましいものと望ましくないものは、一方が多いとか少ないというのではなく、結果的にはバランスしているものなんです。
ところが人間は、自分にとって望ましいほうを求め過ぎてしまうのです。「私の人生は悩み・苦悩ばかりです」などという人でも、第三者の目で冷静に診ると50-50なんです。
何事においても、全てが上手くいかないこともないし、全てがうまくいくとは限らないのです。
人間の暮らしを含めて自然界とは、裏と表のせめぎ合いであり、裏と表のバランスなんです。
安易に、矛盾がいけないもの・害あるものと認識してしまう人が多いのですが、日々出くわすいろいろな矛盾こそ、物事を深く・正しく理解する基本・糧なんですね。
だからいろいろな矛盾に突き当たることこそが、望ましいことなんです。多くの矛盾を解決し、自己を成長させていくことこそが人生なんです。
「矛盾がなくなりました」「私には矛盾はありません」なんていう人は、むしろ悲しむべきことであり、異常なことですらあるのです。
例えば「私は真面目で、信仰に厚く、日々神仏を拝んでいますが、悪いことばかり起きます、私は神仏に見放されているんです」という人がおられます。
この人は『自分にとってうまくいかないこと=矛盾だ』とか『神仏の加護=矛盾がなく何でも自分の思い通りになる』と認識してしまっているのです。
矛盾は本来望ましいことなんです。自分が勝手に矛盾=悪だと思ったり、言っているに過ぎないのです。
『矛盾って素晴らしいことだ』とか『矛盾があるから生きる価値がある』などと思うほうが良いですね。
「あれも矛盾・これも矛盾」と物事を決め付け、矛盾という暗い洞窟に引き篭もり、悩むことの専門家みたいになっていまい、前向きのやる気が萎えてしまうのは最悪です。矛盾を友とし、或いは師として付き合う・向き合う姿勢が大切です。
このたび村上和隆人生塾を開校しました。
日本人自ら心の再生をしようではありませんか?
村上和隆人生塾のホームページへ
村上和隆の会話塾
村上和隆の会話ブログ
※お知らせ:今後4~11月は事務所が滋賀の山中になるため毎日掲載できなくなります、やや日があきますが了解下さい
44.矛盾は矛盾でなく、安易に矛盾を排除することこそが矛盾である
生活・暮らし・仕事・学問・人生・・・・何事においても、悩み・苦悩・失望・・・がない人はいないでしょう。否、むしろそういうものがあるからこそ、そういうものを乗り越えることによって喜び・安楽・希望などが得られるのです。
悩み・苦悩・失望の元を一言で言うと矛盾ということでしょうか?世の中は「こうすればこうなるはずだ」と思っているとそうはならない。
「こうしたいがそうはならない」というように、あれこれ矛盾が生じます。その矛盾こそが悩みの元なのです。ところが矛盾を避けようとすると、かえって多くの悩みや苦悩がどんどんやってきます。
平和と戦争/愛と憎しみ/善と悪/空腹と満腹・・・・みたいに望ましいものと望ましくないものは、一方が多いとか少ないというのではなく、結果的にはバランスしているものなんです。
ところが人間は、自分にとって望ましいほうを求め過ぎてしまうのです。「私の人生は悩み・苦悩ばかりです」などという人でも、第三者の目で冷静に診ると50-50なんです。
何事においても、全てが上手くいかないこともないし、全てがうまくいくとは限らないのです。
人間の暮らしを含めて自然界とは、裏と表のせめぎ合いであり、裏と表のバランスなんです。
安易に、矛盾がいけないもの・害あるものと認識してしまう人が多いのですが、日々出くわすいろいろな矛盾こそ、物事を深く・正しく理解する基本・糧なんですね。
だからいろいろな矛盾に突き当たることこそが、望ましいことなんです。多くの矛盾を解決し、自己を成長させていくことこそが人生なんです。
「矛盾がなくなりました」「私には矛盾はありません」なんていう人は、むしろ悲しむべきことであり、異常なことですらあるのです。
例えば「私は真面目で、信仰に厚く、日々神仏を拝んでいますが、悪いことばかり起きます、私は神仏に見放されているんです」という人がおられます。
この人は『自分にとってうまくいかないこと=矛盾だ』とか『神仏の加護=矛盾がなく何でも自分の思い通りになる』と認識してしまっているのです。
矛盾は本来望ましいことなんです。自分が勝手に矛盾=悪だと思ったり、言っているに過ぎないのです。
『矛盾って素晴らしいことだ』とか『矛盾があるから生きる価値がある』などと思うほうが良いですね。
「あれも矛盾・これも矛盾」と物事を決め付け、矛盾という暗い洞窟に引き篭もり、悩むことの専門家みたいになっていまい、前向きのやる気が萎えてしまうのは最悪です。矛盾を友とし、或いは師として付き合う・向き合う姿勢が大切です。
このたび村上和隆人生塾を開校しました。
日本人自ら心の再生をしようではありませんか?
村上和隆人生塾のホームページへ
村上和隆の会話塾
村上和隆の会話ブログ