村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

194.今年も早々山の暮らしが始まる、欧米文明に汚染された、すさんだ心を山で癒す

2010-03-02 09:40:54 | 森の暮らし
村上和隆 
   12~3月:京都市伏見区深草出羽屋敷町23ファミール伏見B905
   4~11月:滋賀県高島市安曇川町長尾字上塚野1189-10
   電話:090-6750-7889 メール:meico_murakami@mail.goo.ne.jp
台東区立育英小学校⇒台東中学校⇒都立白鴎高校⇒東工大⇒大阪松下電器⇒京都エンゼル工業⇒ローム⇒テクノ経営⇒関西ISOシニアコンサルタントネットワーク創業
========================
平成11年に会社を途中退職し経営コンサルタントになって、山の中古ログハウスを購入し、毎年春~秋に山の暮らしをしてきました
滋賀の琵琶湖、湖西のここら辺は昔は豪雪地帯だったと地元の人が言います
また最近ここ20年くらい徐々に、温暖化のせいか、冬でも雪が減ったとも言われます

よそ者の私でさえ、ここ4年くらいの更なる急速な暖冬には、びっくりしています。山に暮らすとその異常な変化がよーく実感できます
自然の中に暮らすと、自然がそういう大きく急激な変化に耐え切れず、もがき・苦しんでいるのが実感できます
確か、当初、平成11年頃は4月でもまだ、かなりの残雪がありましたし、2月3月は寝雪が30~40cmくらい道路に積もっていました

最近は、12月に雪が結構早く降りだすのですが、1月2月にはあまり降らないのです
11年前には1月まで雪が降らずに、水道も出ていたもので、1月まで山で暮らしていました
それが最近は11月末に早くも山を降り、逆に今年のように3月の上旬~中旬にはすっかり暖かく残雪もなくなり
3月には山の暮らしを始めるのがここ4年くらいに大きく変わったことです

もっとも琵琶湖の西の湖西地方と東側の湖東地方では全く冬の気候は違うようです
春の早いのはどちらも同じようですが?
湖西の安曇川あたりまでは、暖冬化していますが、湖東は関が原や彦根は今年もかなり雪は降ったようです

豊かで便利になって、日本でも山や田舎が見捨てられ、田舎の子供の世代は、大方都会暮らしになっています
その結果、相当に腰の曲がった親達が田舎に残って農業をして、日本の食糧自給率を細々と支えているのです
その結果、腰の曲がった親達だけの田舎は、過疎化し、限界集落になり、放棄されていっているのです

都会の便利さと豊かさを都会の人が享受するために、地球の気候は凄まじく大きく狂い、
田舎は、見捨てられただけでなく、根本である自然まで年々狂わされつつあるのです
田舎や自然を自分の住むべき場所として意識せず、時々訪れる憩いの場所としてしか認識できなくなったのです
「俺の知ったことか」・・・・、都会の便利さと豊かさが田舎を崩壊させていることに気づこうともしない

しかし山で暮らしてみると、そういう「自分さえ良ければ」というエゴイズムはとんでもない人類・地球の崩壊の入り口だということがわかってきます
都会と田舎を定期的に行き来している私には、極論すると天国と地獄を往復している気分がするのです
「都会は天国、田舎は地獄」みたいに思っている人が多いようですが、私としては「田舎こそが天国、都会は凄まじい地獄」としか見えません
私のように感じている人は、日本でも1%以下くらいのものでしょうがね

今年もこの広い山には私とご夫婦の一家族だけ、・・・なんとも私としては異常としか思えないのです
コンクリートとアスファルトの東京・大阪・名古屋・京都の狭苦しい、薄汚れた都会は、多くの人と安っぽい欲望がうごめいているのです
「村上さんは、田舎暮らしですか?優雅ですね」なんて言われるが、日本人の大多数が、本当にそんな他人事の感覚になってしまっているのです

そういう問題ではない、日本人が田舎や自然を捨て去ったことが大問題だと言いたいのです
「村上さんは、田舎暮らしですか?優雅ですね」ではなく、私が「皆さん、都会暮らしですか、そんな優雅な暮らししていて何も疑問を感じませんか?」と言いたいですね
真剣に都会暮らしの猛反省と今すぐにでも暮らし方の大変革をしないといけないと真面目に私は思っているのです
都会に暮らしてもかまいませんが、全てを機械文明・電気文明・石油文明に大きく依存しきって安心している生き方は本当に安心に値するものなんですか?

都会で、テレビで、国会で、学会で、雑誌で・・・口角泡飛ばして、喧々諤々と「やれ経済だと科学進歩だの、情報社会だの、グローバル化だの」と、私に言わせれば「いい加減にせい」というようなことを朝から晩まで考えられ、”屋上屋を架すような無益なこと”をしているのです
エゴ丸出しで、自分以外や孫子のことなんか無視して、まるでこの地球を人類をいかに早く滅亡させられるかを競っているとしか私には見えないのですが。

もっとも、このままでは、その前に日本国の崩壊が近い将来起きる可能性が大きいですね

見識豊かなはずの多くの有識者は、地球破壊や人類滅亡を早める装置やしくみや制度を次から次に考えだすのです
これだけ科学が進歩し、衣食住に困っていないのに、経済発展をいかにすべきかなんて、経済成長率をいくらにすべきかなんて馬鹿げたことをくそ真面目に研究し議論しているのであります

「いい加減にしなさい」「衣食足りているのに何をこれ以上求めるのやら?」わかりませんーね、欧米化???
豊かで便利で平和な日本では、政治家も大きな舵取りをする必要がないし、しようともしません
しかし私の経験からも、「それほど大きな実感なないが、どうもおかしい?」という段階で慎重を期して、手を打つことこそが政治家や指導者がすべきことなんですがね
世界一膨大な借金を減らすどころか、ますます増やすなどという暴挙を国民が選んだ民主党がしているというのだから日本も、もう1~2年しかもちませんよ、ある日突然、円の大暴落の日が視界に入って来ました
円も株券ですから(円も株券というとビックリする人がいるのは信じられません)暴落するんですよ、紙切れ同然になることもあるんです
今、円高なんていうのは、他の国が一時的に経済悪化しているからというだけですよ、ある意味、今が円を外貨という株券に乗り換える最後のチャンスかもしれません?

民主党が期待を裏切って、最もやってはならない人気とりのバラマキによって財政悪化を加速しています。鳩山おぼっちゃんは、もう背筋が凍る恐怖感を覚える超赤字予算を堂々と通したんです

「株式投資なんか怖くてやってません」なんて言う貴方、”円こそ今最も危ない株券”なんです、それこそ外貨MMFなんかに投資しておくほうがずーっと安心ですかね
小沢・鳩山が日本の地位向上になると期待したのは浅はかでした。でもこんなに短期間に化けの皮がはがれたことは、せめてもの幸いでしたね。このままでは、日本の地位は更に激落ちですよ
自民党の意味のわからないお坊ちゃん首相連続3発でしたが、民主党の小沢世間知らずさんと鳩山お坊ちゃんには、正直あきれはて「いかにも凄い人のようであったのが、首相になった途端、こんな頼りない無能な人だったのか」と、日本の印象又又、悪くなったが、国民としては、もう簡便して欲しい
結婚したばかりなのに、すぐに別れたいようなそんな心境です、それに一頃もてはやされた奥さんも、今になっては、そのお坊ちゃんの奥さんだったことでメッキが剥げ、幻滅していますが、嘘つき・裏切りは許せません

更に、更に、更に、・・・もう一つ日本国民にとっての悲劇は、予想外にお粗末な民主党以外に目下変わる政党がないということですよ

ところが、私のこういう考えが異常ですとか、極論過ぎるとか、大袈裟なとか、信じられないとか、村上さんはわかっていないとか、そんなことしたら日本は衰退すると大声で非難するありさま
狂った人間とか、傲慢な人間とか、頭でっかちな人間なんて、そんなものなんでしょうが、こういう人が妙に自信をもち過ぎるのは困ったものです

もう何を言っても受付ないのです。頑固者か又はまさに麻薬患者のごとしですね
いいですか、昔から今まで「衣食他って礼節を知る」というのは日本でもっとも良識のある常識的な格言なんですよ
知ってますか?農村は腰の曲がった年寄りが狭い畑で作っていて、豊かなはずの日本は食は不足しているんです
外国が日本を滅ぼすにのは簡単です、中国などが食料の輸出を止めればいいんです
最低限食は基本ですが、その基本を無視して、バラマキで借金ばかり増やすのが期待はずれの民主党なんですよ

今に年金も、健康保険も、高齢者介護、巨大地震・・・などのリスクによって次々に崩壊する危機が迫っているのです

日本人はもっと今の十倍百倍くらいの危機感を持つべきですね、それも現状のままで良いではなく、現状を全面否定するくらいの意識改革が必要だと私は思います。しかも大事なことはその時期はまさしく今なんです。今しかないのです
今を逃すと取り戻せないのです。癌みたいなもので「まだ大したことない」と思っている段階で早期発見・早期治療が命運を分けるのですがね?

私のように世間の人が都会へ都会へ、贅沢へ贅沢へ、楽へ楽へという時に辺鄙な山で暮らすことに生き方を大きく変えていく
こういう感覚こそが大事なんですがね、世間が大騒ぎしてから、狼狽しているようでは、人間の値打ちがありません

衣食足るでなく、欧米文明に汚染され、元々ほっそりスリムな日本人が肥満児のように更なる過食に陥るのです、抑制できなくなり、止めるべきなのに必要量の何倍何十倍も求めてしまうのです
数倍くらいなら、まだ許せるんですが、現代は多分100倍1000倍の欲望過剰に欲望肥満児になってしまったのです
そして肥満児のように、100kgでも200kgでも300kgになっても止められないのですが、それが都会中心の欧米型現代文明の悲しき姿なんです
① 「衣食足って、不足を覚える」
② 「衣食足って、衣食を求める」
③ 「衣食足って、礼節を失う」
④ 「衣食足って、堕落する」
⑤ 「衣食足って、利己的になる」
⑥ 「衣食足って、多忙になる」
⑦ 「衣食足って、人類の崩壊を目指す」
⑧ 「衣食足って、地球環境を破壊させる」
⑨ 「衣食足って、基本を忘れる」
⑩ 「衣食足って、抑制・我慢を忘れる」
⑪ 「衣食足って、限度を越える」
⑫ 「衣食足って、欲望に火がつく」
欧米流のこんな馬鹿げたことを、このまま続けていると、近い将来に「衣食足りず」と言う時代が来るような気がします。
皮肉な話ですが、「衣食足って、衣食を欠く」となるということですよ

欧米文化に汚染され尽くした現代人は、どんどん妄想がひどくなり、大きな”ツケ”や”負の遺産”を子孫に残そうとしているのです
だいたい東南アジアに欧米流をそのまま持ち込むのは大間違いなんですがね?
皮肉なことに「子孫に美田を残さず」ではなく、「子孫に貧田さえも残せない」「子孫に膨大な負債を残す」可能性が大きいのです

資源はなくなり、温暖化し、食料は不足し、分捕りのための戦争が起こり、やがて、豊かさは一変してどん底の貧困へと向かう時代に向かおうとしているのです
BRICS:中国やブラジルやインドが経済発展するというのですから、悪化の速度は加速度がついて、日本の衰退は無論のこと、世界的な崩壊へと間違いなくつながっていく段階に突入してしまったのです
中国やブラジルやインドが経済発展によって、もはやバブルなんかとは比べものにはならないほどの地球規模の巨大な崩壊が確実に始まったのです
幸か不幸か資本主義の甘い汁の味を知ってしまった”自分勝手な我侭坊やの中国という元共産国”は、良くも悪しくも影響が大きいのです

資本主義が共産主義に勝っていることが証明されたなんて喜んでいる場合じゃないのです
資本主義の行き過ぎた競争がどんな結果をもたらすか、すでに皆さんは、さんざ、わかっているはずなんですが、現実は、その逆で、ますます競争へと世界を駆り立てようとしているのです
BRICSの経済成長は、不景気な世界の救世主ではなく、最後のトドメを指す刺客でしかないことをそのうち歴史が証明することになるのです
環境というのは、人間が衣食足ることなんですが、そういう精神を踏み外し、欲望の暴走により、衣食を保障してきた自然環境を悪化させようとしているのが西欧文明主義ですかね

もう遅いのですが、「もったない」「自然の暮らし」「質素倹約」「謙虚」「ありがとう」「いただきます」「勤勉」「誠実」「和」「助け合い」なんて日本文明が世界を救うはずだったんですがね、第二次大戦による日本の敗北が今日の世界の哀れな姿をもたらしてしまったのです
そしてその日本が敗戦後、衣食住など物を必死の追い求め、経済発展などという麻薬を吸い続けてきたのです。その結果が今日のこの様ですよ
正直言って「もう手遅れ」です、世界一優秀であった「和主義」の日本が再度世界をリードしない限りは、又は、日本人だけでも・せめて自分だけでも、日本本来の自然中心の生き方・暮らし方に戻るべきなんです
少しでもいいですから山や田舎の暮らしをする日本人が増えて、愚かしい欧米流の現代文明に気づいて欲しいですね
欧米文化が戦後急速に日本を含めて世界中を誤った物質中心文明へと引き釣りこんだのですが、それが世界中に蔓延してしまい、鳥インフルエンザのように世界に蔓延し、蝕んでしまったのです
悲しいことですが、愚かな西欧文明依存から勇気を持って離脱しない限り、どんな妙案があろうと、多分もう、根本的な取り返しはできないでしょうね

これらの現代文明病を治すには、都会に暮らす必要がないリタイーアーした高齢者などが、一人でも山の暮らしを始めるのが良いようにつくづく思いますね

まあ何でもそうですが、実際に最悪の事態になって、やっとその深刻さに気づくのですが、それを防ぐために事前の抜本策を打つのが政治家や役人や有識者の責務なんですが、全く期待できないことがわかってきましたから、自分自身で防衛するしかないのですよ
防衛手段をやっていますか?やっていないのであれば、そういうことをやっている人のネットを検索し今すぐに自己防衛を開始して下さい

オリンピックでメダルがとれたのどうのと、他人のことで一喜一憂している、そんな安易な状況の日本ではないし、座して死を待つような場合じゃないですよ

日本はすでに数年前から実質崩壊しているんです、癌で言えば、末期がんなんですよ、民主党がそれを悪化させようというのですから、日本がギリシャのように崩壊するのはもう時間の問題ですよ、しかもギリシャの場合のようにどこの国も助けてなんかくれませんよ

自分がやらずに誰がやる
今すぐやらずに、いつやるのか
変わることを他人に要求する当の本人が全く変わらない、だから物事は良くならない 12年手作りでやってきたホームページ

人生勉強会
人生について
安曇川山中田舎暮らし
村上和隆の人生一言

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第82号 村上和隆の人生塾... | トップ | 第83号 村上和隆の人生塾... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

森の暮らし」カテゴリの最新記事