村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

64.安曇川長尾の山中での庭の大木伐採奮闘記

2006-12-10 22:44:28 | 森の暮らし
安曇川長尾の山中、昔30数年前多くの別荘族が買った土地も今やほったらかし、土日でも山中を訪れる人はごく僅か、土地の人も爺さん・婆さんばかりで山は誰も手入れはされていない。そういう中で、山に住んでいるのは都会出の私くらい。気にいっているから見捨てるわけにもいかず、ニョキニョキ大きくなったコナラ?の大木をどうにかしないといけなくなった。そこで今年秋、一念発起伐採をすることになった。しかし一体こんな大木の枝をどうしたら切れるのか?誰に頼むのか?お金は幾らかかるのか?技術的に一体できるのか?
そうしていよいよ地元の植木屋さんが、晩秋の仕事が閑散な時期を見計らって伐採してくれることになった。リフトトラックという作業車は不可欠のようで、その車が入れるのであれば可能だということになった。植木屋さんも、山のこんな大木を切るなんてことはそうざらにはないらしい。「まあ一度やってみましょう」「それならば1日でできる範囲で実験してみましょう」と話は一応まとまった。(本当にできるのかなー?というのが夏頃の実感だった)
昨晩からの雨を心配したが、どうやらあがり、朝8時過ぎリフトトラックが到着、工務店の横塚氏も応援に到着、早速戦闘開始。北側の道路にはみ出た大きな枝を切る作業から始める。(枝によって、BS放送がみえなくなったから)電線と電話線があるがトラックリフトだから線をよけながら作業は順調に進む。植木屋さんも「これならばいけそう」というような感じで、勢いがつく。私は目的の半分くらいがやっとできるかなーと素人考えしていたが、どんどん仕事は捗っていく。おおよそ木8本分くらいの枝を次々落とし昼休みも1時間とって午後4時頃明るいうちに終了した。
落ちた枝の処理も手間がかかるが、2人で順次片付け、まあそこそこ始末できた。1人が枝を細かくし、もう1人が片付けるという感じですかね。リフトトラックで切る人を含めて、合計3人が必要でした。
まあ木が4本くらいであれば2人でもいけますかね。また片付ける場所が周囲にない場合は、トラックに載せ廃棄物処分しますから手間も費用もまた追加になりますがね。
まあこういうふうにして、滋賀の山の中で男3人の実験は無事・成功裏に終わりました。日本の大半の山は、管理放棄のために木は伸び放題ですが、これは森の木の寿命が短いことを意味します。森は今、ひょろながい痩せこけた多くの木が密集していますから、そのうち一斉に虫の害や風雪の害などによって、ある年突然一瞬にして、一時の松みたいに大規模に枯れる運命にあるのでしょう。
今回の庭の木程度でも、大の男が3人、費用も15~20万円かかるのですから、日本の山全部を考えると、相当多くのせいぜい58歳くらいまでの男性ボランテイアかなんかにやってもらはない限り不可能なことです。
ところで、最近山に住む都会の方も増えていますが、くれぐれもログハウスなんか建てる場合、庭の木は事前に切っておくことをお勧めします。庭にはあまり高くなる木や折れ易い木は排除しておくことですね。多くの人が、大木を庭や家の周辺に残して家を建て、あとで後悔するのです。

●薪が大量にできましたいりませんか090-6750-7889安曇川長尾村上和隆まで(椎茸の原木には不適切だということです)


●湖西、安曇川近辺で山の大木の枝を切りたい方は、murakami@meico.org村上和隆までどうぞ、道路にリフトトラックが入ることが条件

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