村上原基、滋賀県安曇川の山中20年⇒麓の町の田中に一人暮らし人生

山中で20年一人暮し後71歳から麓の田舎町で暮している、断捨離し自然な生き様と山暮らし体験に基づく人生論及び写真を紹介

10.神仏や法律の要求事項やルールを見直しましょう。ルールを定め厳格に守ること

2006-01-19 09:03:20 | 経営管理
世の中には、有形・無形のルールが存在します。多くの人はそれらのルールに従って日々行動しています。
ルールと一口に言っても、ルールには次のようにいろいろなものがあるのです。

①自分だけのルール・自分以外のルール
②文書化されたルール・されていないルール
③罰則を伴うルール・罰則のないルール
④全体的なルール・部分的なルール
⑤自然のルール・人工的なルール
⑥受け入れたルール・受け入れないルール
⑦一時的なルール・永続的なルール
⑧善のルール・悪のルール
⑨古来から続いているルール・新しい出来立てのルール
⑩楽しいルール・つらいルール
⑪他人に課すルール・他人から課されるルール
⑫組織のルール・個人のルール

またルールの守り方も人によって千さ万別です。例えば無法地帯とか無法者なんていうものもありますし、最近では、一流企業や政治家や先生や役人が法令違反すなわち犯罪を犯すなんてこともあるのです。また北朝鮮のようにやりたい放題人間の道や神の意思にはずれるような行為をやっていても周辺国家や世界は手も出せないなんてこともあるのです。最近では、インターネットのハッカーや俺俺詐欺や振り込め詐欺やリフォーム詐欺、大阪府などの役人の横領や搾取、聖職者の立場を悪用した性的犯罪などルールの盲点をついて悪いことをやる人間も増加しているのです。ルールを守ることが前提であり、ルールを悪用する人がいるとルールは弊害をもたらすのです。
またルールをめぐって血なまぐさい戦争やテロが頻発しているのです。
1ルールがない
2ルールがあっても守らない
3ルールの目を盗んで、むしろ隠れみのにして悪さを働く
4ルールのためにかえってうまく行かない
5ルールを巡って紛争や裁判がおきる
6ルールが実態に合わない
7ルールを厳密に守り過ぎて、硬直化する
8ルールが合わない事態がしばしば発生するが迅速な対応ができない
9ルールに縛られて自由や柔軟性や発展性を損なう
10ルールの解釈が人や立場によって異なる
11ルールが増えて理解できない
12ルールが難しくて理解できない(専門家が必要になるほど)

ルールは良い面を持つと同時に同じくらいマイナスの面を持つ可能性があるのです。
ルールによって生活や仕事がスムースに行くのでなく、かえって非効率になったりムダが生じたり、損害が発生することがあるのです。こういうことがルールの難しさなんです。
ファーストフード店なんかで、お客対応マニュアルをしっかり教育し、そのとおりやるのは良いのですが、応用動作ができないとか杓子定規になるとか、サービスの質がかえって低下するなどの欠点もあるのです。ルールを作った人がルールに振り回されというわけです。ロボットに人がこき使われるみたいなものなんです。

①ルールは自然の原理原則・神仏の意思に沿うものであること
②法律を順守していること
③人の幸福や正しい生き方に結びつくこと
④わかりやすいもの
⑤守れる環境整備・条件整備をすること
⑥厳格なものであること
⑦ルールによる副作用や抜け穴に注意すること
⑧言うだけでなく、文書化すること
⑨順守状況を定期的にチェックすること
⑩毎年1回は内容をきちんと見直すこと
⑪相応の罰則を伴うこと
⑫説明や指導を継続的に行うこと

・ルールは嫌いだ
・ルールなんか煩わしい
・ルールなんか守ると人間が小さくなる
とんでもないですよ、ルールを作り守り、ルールを直して、更に守るそういう積み上げによて、人間を成長させるのです。日本人は昔からルールを大事にしてきました。皆様は、ご自分でルールを作っては直し、作っては直しながら、厳格に守る良い習慣を身につけて下さい。大事ですよ。
そのためにまず、守るべきことを文書化してみて下さい。座右の銘などでも良いですよ。
お経なんてのもそういう意味では、是非馴染んでみて下さい。解説本もいろいろありますから。
http://www.meico.org/zayuunomei.html村上和の座右の銘)

1.神仏の意思(自然の法則)

2.法律・条例

3.組織の規則

4.個人の規則

ところで、今回のライブドアーの堀江もんや強度偽装の姉歯や銀行で何億円の金を流用した銀行員・・・・のように一見すると、きちんとルールどおりやっているように見えて、実際はそうではなく、ルールを隠れ蓑にして、巧妙に誤魔化していたということも最近かなり多いですね。『ルールというものはきちんと守るためにある』のですが、誤魔化すためにも使われることがあることを認識しておくべきなんです。ですから、頻繁に確認点検ということが必要なんです。「ルールは決めておきさえすれば、きちんと守られるはずだ」というような安易で簡単なものではないのです。
もう一つ
ルールが多くなり、複雑になり過ぎ、時代の進展が早くなると、ルールがかえって深刻な問題を作ってしまうことにもなりかねません。そして皮肉にもルールが、結果的に国家や組織の崩壊をもたらすことにもなるのです。たかがルールされどルールなのです。現代は、どちらにしろ、大きく変質してしまったルールによって社会や人間は押しつぶされそうになっているのが実情です。それはあたかも難病に著しく効く薬が、かえって新たな不治の病を生み出すようなものなのでしょうか?
まず現代人は、自分自身=自然の一生き物に立ち返って自然法則というか神のご意思というか、そういう根源的なものに戻って、自分の歩むべき道筋というかルールを立て直すべき時がきているようです。
羽目をはずした人間それをルールで縛ろうとする、そういういたちごっこによって益々ルールが多く複雑になり、守りにくく、守られなくなり、闘争がおき、多くの異常な状況が出現し、問題は解決するどころか、人間が考えれば考えるほど問題は深刻化し拡大するばかりなのです。

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