9月15日 めざましてれび
文部科学省は14日、国立競技場を建て替える方針を固めた。
2019年に日本で開かれるラグビーW杯や、
東京都が招致をめざす2020年夏のオリンピックのメイン会場に使うことをめざす。
国立競技場
1958年 完成
1962年 起工式
東京五輪を前に国立競技場を拡張
1964年 東京オリンピックのメイン会場
近年は、老朽化のため、マラソン以外の陸上国際大会は行なわれていない。
・観客席が少ない(約5万5千人)
・貴賓席などの設計が古い
・サブトラックが不備
・FIFAの定める屋根のルールを充たしていないため、日韓W杯でも使用されず
2019年ラグビーW杯日本大会開催組織委員会では、
「収益などを試算するとメイン会場は8万人規模が望ましい。」
と、国立競技場の改修の必要性を訴えている。
改修プラン
収容人数は約5万5千人→8万人以上
陸上トラック 8レーン→9レーン(大規模国際大会に必要)
観客席の屋根を増設
総事業費約1000億円
「2016年五輪招致」で東京都が改修を検討したことがある。
・収容10万人規模 ・サブトラック併設 ・選手村、プレスセンター建設
都心の1等地にあるが故、敷地の拡張が難しく断念したという経緯がある。
晴海に新競技場建設案も浮上した。
今回は文部科学省が動くが、
財源に加え諸問題をどうクリアするのか、
大きな大会を開催後、どう使うかも考えるべきである。