1月17日 めざましてれび
欧州の政府債務危機で円高ユーロ安が止まらない。
日本企業の多くは1ユーロ100円から110円に想定していて
ヨーロッパへの輸出による儲けが大きく目減りしてしまうため
輸出企業の業績は苦しくなるばかりである。
消費者にとっては輸入品を安く買えるというメリットがある。
ユーロ安で値下がり
・衣料品 百貨店「高島屋など」婦人服や服飾雑貨など1~2割↓
・家具 大塚家具 約300品目を最大22%↓
・食品 輸入ワインやジャムなど20~30%↓
・ネット通販 楽天 欧州ブランド3~5割↓
YAHOO! 2月ごろからセール本格化
・ホテル パリやローマなどホテル代が1~2割↓
一方、ユーロ安を受けない強気の企業もある。
東京新聞によると
独フォルクスワーゲン日本法人のドリザス社長は、
16日、記者会見し、
円高ユーロ安を受けた値下げはしない方針を示した。
価値の向上で消費者への還元をはかる、と主張した。
ユーロ安でも据え置き
・輸入車 値下げはしないが整備の充実や低金利ローンを提供
・旅行 JTB 燃油サーチャージ上昇で旅行代金は据え置き
・高級ブランド 人件費上昇や原材料高 「値下げでブランドイメージを下げたくない」
・大手スーパー イオン、イトーヨーカ堂 円高還元セールの予定なし
イトーヨーカ堂 担当者
「円高は長く続いており、
すでに一部の商品は値下げした。
セールの集客効果が見込めない。」