7月30日、映画『サラバンド』の監督、イングマール・ベルイマンが亡くなられた。89歳だった。この作品は2003年に発表された。私が鑑賞した、ベルイマンの最後の作品だ。この作品以外は鑑賞したことはない。1974年に発表された、「ある結婚の風景」の続編らしい。主人公の夫婦のキャストは同じだそうだ。内容は家族の愛情を題材にしたものだが、非常に重い人間関係の愛憎劇である。個人的には、あまり好みではなかった。鑑賞していて、息苦しいほどの愛を感じる作品だったのが、印象的である。
亡くなるまでに、50本以上の映画を手がけている、偉大な監督だ1982年に5時間を超える大作『ファニーとアレクサンデル』を手がけた後、映画監督業を引退していたが、突如20年ぶりに、『サラバンド』を発表した。故ロバート・アルトマン監督も尊敬してやまない20世紀映画界の巨匠だった。ご冥福をお祈りします
『サラバンド』をイメージして、銅版画作品にしてみました。
イングマール・ベルイマン足跡などが詳細に紹介されています。
追記:イングマール・ベルイマンを、ベイルマンと間違い、記事にしておりました
かえるさん、有難うございました訂正しました