いろんなメスリーヌに出会える♪
1979年11月2日。40人の警官、21発の銃弾ーーー男の美学、完結
パート1鑑賞から一週間後にパート2の上映が始まりました。先日鑑賞して来ました。ラストがどうなるかは皆さん、ご存じだと思いますが。。。。。
さてジャックは、再びフランスに舞い戻ります。パート2の舞台は1973年のフランスからです。
STORY(allcinemaからも抜粋)
1973年。フランスに舞い戻ったメスリーヌは、旧友の“空母”ミシェル・アルドワン(サミュエル・ル・ビアン)
と銀行強盗を繰り返し逮捕される。しかし、またしても脱走に成功させる。何と刑務所からコンピエ―ニュ裁判所に出頭した際、奇妙な手を使って脱走をするのだ。本当にこんな手口を使ったのかしら?
ついにフランスでも“社会の敵No.1”と呼ばれるようになる。そんな彼の父親が重病だと分かる。今度は医者に変装して入院先に忍び込む。父親は、「何があろうとお前は私の息子だ」という言葉にジャックは泣き崩れる。
9月、パリで新しい仲間を加え銀行を襲うが、新入りは待機中に捕まり、やっとのことで逃走するが。新入りを信じ込むメスリーヌにアルドワンは愛想を尽かし去って行く。
そんなある日、メスリーヌ追跡に執念を燃やすブルサール警視(オリヴィエ・グルメ)によってついに隠れ家を急襲され再び逮捕される。
サンテ刑務所で書き始めた自伝は77年に地下出版され、その中には犯罪歴が赤裸々に綴られていた。
そして法廷で下された判決は懲役20年しかし必ず脱獄すると宣言するメスリーヌ。
78年収監されたメスリーヌは、サンテ刑務所の中で黙々と体を鍛えている男フランソワ・ベス(マチュー・アマルリック)という男と出会う、そして2人で最も厳重な刑務所からの脱獄を成功させてしまう。
フランソワ・ベス役(マチュー・アマルリック)冷静沈着で、脱獄が得意なべス。
マチュー、お久しぶりで~す!クールでしたね
逃亡中の2人はドーヴィルの警察署に刑事の変装をして堂々と現れ、街の警備体制をチェックし、その晩、カジノを襲撃。激しい銃撃戦からやっと逃走し、厳重な包囲網をかいくぐるとボートで川を下って逃げた。
運命の女性シルヴィア(リュディヴィーヌ・サニエ)
その後、街に戻ったメスリーヌはシルヴィアと運命的に出会い、恋に落ちるのだったが…。ロンドンに潜伏し、女性記者からインタビューを受けたメスリーヌは、革命家気どりで自信満々だった。その様子に、慎重に姿を隠そうとする対照的な考えのべスは、メスリーヌの元を去って行くことに、、、、、
ということで、アルドワン、べスがメスリーヌの前から去って行くことに。。。。
次に仕掛けた犯罪は、億万長者誘拐。79年6月、フランス・サルト県の億万長者ルリエーヴルの屋敷に、刑事に変装したメスリーヌと仲間が現れ、誘拐に成功。ところがこの億万長者のおじいさん、ちゃっかりしていた。何と身代金の値下げ交渉する。そんな彼に手を焼きながらやっと手に入れた金で、最新モデルの車を購入。その他、高級宝飾店でシルヴィアのために豪華な宝石を買う。
8月、アナ―キストのチャーリー・ボーエル(ジェラール・ランヴァン)と再会。生き方も考えも違うチャーリーだが、メスリーヌは彼の手を借り、自分をゴロツキ呼ばわりしたジャーナリスト、ジャック・ダリエ(アラン・フロマジェ)をおびき出す。ダリエが瀕死の状態で発見されると、マスコミはメスリーヌに対して一斉に非難するようになる。メスリーヌ自身も終わりに近づいていることを感じ始めた。そんなメスリーヌはシルヴィアに向けた遺言録音を吹き込む。
いよいよクライマックス。11月2日。運命の日が、、、、、、変装したシルヴィアが犬を抱いて辺りをうかがいながら建物から出てくると変装したメスリーヌが後に続く。ひっそりした路地でブルサール率いるチームが息をひそめて動きを見張っているとも知らず。2人の乗った車はポルト・ド・クリニャンクールに向かう。信号が赤に変わり、シ―トのかかったトラックがメスリーヌの前に割り込んで停まった。
うん?何か起こりそうな・・・・?
ラストのシーンです。もうおわかりですよね。
解説(allcinemaから抜粋)
大西洋を股にかけ、“社会の敵No.1”と呼ばれた伝説のギャング、ジャック・メスリーヌの壮絶な人生を映画化した犯罪ドラマ。本作は2部作の後編。カナダの刑務所を脱獄し“社会の敵No.1”となったメスリーヌが、パリに舞い戻り、犯罪と脱獄を繰り返し、逃避行の末に壮絶な最期を遂げるまでを描く。主演は「イースタン・プロミス」のヴァンサン・カッセル。共演にリュディヴィーヌ・サニエ、マチュー・アマルリック。
ヴァンサン・カッセルは20kg体重を増やしてこの役に挑んだらしい。
お腹がボコッと出ていたのが気になりましたよね。
パート1、2ともに充実した作品でした。続編という感じはせず、一話ずつの完成度も高くて、良かったですね。リアリティにとんだ重みのある作品だったと思います。犯罪の美学に酔いしれさせて頂きました。フレンチノワールですね。
ジャック・メスリーヌ ←こちらをご覧ください。実在のメスリーヌについての詳細
メディア | 映画 |
上映時間 | 132分 |
製作国 | フランス |
公開情報 | 劇場公開(ヘキサゴン・ピクチャーズ) |
初公開年月 | 2009/11/07 |
ジャンル | ドラマ/犯罪/アクション |
映倫 | R15+ |
公式サイト(日本)