銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

処刑山 デッド・スノウ(2007)

2010-04-29 | 映画:ミニシアター

 雪山は、臓物(はらわた)の薫り

サべイランス鑑賞後、処刑山を鑑賞。女性客は私以外1名のみでした。やはりこの手の作品は男性ファンが圧倒的に多いようです。女性である私はちょっとおかしいのかしら、、、、。でも結構好きなんですよ(笑)

ノルウェー作品だそうです。そういえば、最近ヨーロッパでもインパクトのあるホラー、サイコという種類の映画が多いですね。最近観たかなり印象的なものは、やっぱりフランスの「マータ―ズ」かしら?本作はマータ―ズのような衝撃的な作品ではありませんが。怖いというより、面白いという感じでしょうか。

STORY

8人の医学生が休暇を利用して雪山を訪れる。サラという女学生が山小屋を所有しているそうで、、、まず下見で先に山へ入った。残った7人が彼女の後を追いかけて、山に入る。サラのボーイフレンドであるベガードがスノウモービルで山小屋まで行き、残りの6人が後に続く。ようやく目的地の山小屋に到着するが、サラの姿はなかった。心配するべガードだが、、、、。とりあえず7人は山小屋でくつろぐことになる。


そこへ突然やって来た謎のおじさん、、、、。
このおじさんが、この山の隠れた恐るべき歴史を語り始める。

何でもかつてナチスの兵団が略奪を繰り拡げた後に全滅したといういわくつきの土地。もう少し詳しく話すと、そこは第2次大戦末期に悪逆非道の限りを尽くし、レジスタンスの反撃にあって果てたナチス兵団が眠る忌まわしい“禁断の土地”だと言うのだ。


そんな場所だから、きっと恐ろしいことが起こるかもしれないと忠告!

なんて言いながら、当の本人がその後えらい目に遭うとは誰もが思わなかっただろう。

だけど若者にしたら、そんな話は遠い昔のことに過ぎず、、、、。誰もが気にするはずもない。

ところが山小屋の床下から偶然、ユダヤ人から巻き上げたナチの隠し財宝を発見した学生たち。軽い出来心でそれを着服してしまう。。。。。


ところがこれが不味い結果へと繋がって行く、、、、、(汗)

その瞬間、地獄の釜の蓋が開き、凍土の中からナチス兵軍団が冷凍ゾンビとなって甦ってきたのである!(ヤバい、、、)

サラの安否が気になるべガードは、彼女を探すため、山の中へ、、、、、。
途中べガードは白い雪の地面に血痕を発見。その近くにはテントが!



テントの中には、あの謎のおじさんの変わり果てた姿があった!!
お宝を盗んだわけじゃないのに、、、、何で?

そして山小屋の彼らにもいよいよ危機が迫ろうとしていた。
宝物を返して欲しいゾンビたち、だがそれに気付かない医学生たち。

ひとり、またひとりと無残に引き裂かれていきます。

だが、変わり果てた仲間の死体を前に、生き残った者の怒りが遂に爆発する。

人間VSゾンビ!さて戦いの結末は、、、、?

友の恨みは百倍返し!我が身の傷口を自ら縫い上げ、決死の復讐戦が幕を開けた。手にはハンマー、斧、唸りを上げるチェインソウ。更にはマシンガンを装着した特製スノウモービルを駆って、学生たちは黄泉の国から舞い戻った悪鬼を片っ端から粉砕してゆく。果てしなく続く殺戮の嵐!白銀の世界は今、深紅の鮮血で塗り潰される!

医学生なのに、血が苦手というマーティン。最初の印象は冴えない感じでしたが、後半では恋人がゾンビによって殺されたことで、怒りが頂点を達します。あんなに軟だった彼が狂気に変わって行く姿は何とも頼もしかったです!

ゾンビに腕を嚙まれたことで、自分もゾンビなるのでは?なんて言い、ついに片腕まで切断しちゃいます。びっくりしました。


腕だけでなく急所まで嚙まれちゃいましたよ


人間、死ぬ気なら何でも出来るのかも、、、、、。でもこの場面はちょっと

ゾンビたちをすべて殺すことに成功?と思いきや。それは甘かった。

ゾンビのボスは一言こういった。「蘇れ!」と。

そしたらゾンビたちが全て雪の中から蘇るじゃあないですか!やっぱりゾンビは不死身だったのだ。


これはヤバい(汗)逃げよう、、、、。


2人は逃げ出します。さて2人は無事に逃げられるの?

この先は内緒です。果たして彼らの運命はいかに、、、、、。

お宝は一つ残らず返しましょうね。これヒント?です。

メディア 映画
上映時間 91分
製作国 ノルウェー
公開情報 劇場公開(キングレコード=iae)
初公開年月 2010/02/13
ジャンル ホラー/コメディ


なかなか面白かったです。ノルウェーのゾンビホラー、これ必見ですぞ

オフィシャル・サイト
http://www.kingrecords.co.jp/shokeiyama/

 

 


 

Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする