この恐怖は、あなたの家までついてくる…。
評価:(70点)
東宝シネマズ二条にて鑑賞。
世界的に大ヒットした「ソウ」シリーズの生みの親ジェームズ・ワンとリー・ワネルのコンビが、同じくハリウッドでセンセーションを巻き起こした「パラノーマル・アクティビティ」のオーレン・ペリとタッグを組み、彼のプロデュースの下で監督・脚本を手がけたサスペンス・ホラー。
「パラノ―マル・アクティビティ」、今一つだったので、本作はどうかな?という感じもあったんですが。評判良さそうなので、観ることにしました。
ところが意外にもこれ面白かった!キャストもプチ豪華だし、恐怖感もあります。不気味な現象も見ている私たちにも体験しながら鑑賞できるって感じ。
そこにあったものが無くなり、移動するとか?赤ちゃん用のモニターから不気味な声が聞こえたり・・・。妻ルネに見える悪霊らしき人物など・・・・。ありがちな内容なのですが、むしろその事が恐怖をあおり立てる。
どなたかが流れるバックミュージックが、効果を齎しているって書いてあったけど、やはりそうなんでしょうかね。
この映像に、娘のカリちゃんの泣き声も恐怖感倍増かな。
ルネ役のローズ・バーンは、「x-メン~」にも出演していた女優さん。
長男ダルトン。
引っ越して来たばかりの自宅の屋根裏を冒険していたところ、梯子から滑り落ちて転倒。 そして翌朝、眠っていたダルトンを起こそうとしますが意識が戻らず。それ以降昏睡状態に陥ります。
昏睡状態の原因は医者にも解明できないまま、、、、。ルネはこの家に何かしら住み着いていて、家族を襲おうとしている危機感を持つ。この家を出なければ、ダルトンは助からない。
この家が呪われているのか?
と思い、一家は引っ越しますが・・・・。既に見えない何かが・・・・。どうも家ではないようです。
新しい家でも怪現象は起こるのでした。
頼るべきものは、一体何なのか?とうとう教会の神父に助けを請うルネ。夫ジョシュは妻ルネが理解できず、不機嫌状態。
神や仏を信じなければならないところまで来ているルネ。次に彼女が救いを求めたのは霊媒師。おぉこう来ましたか。常識の見解では片付けられないことが、家族を襲っているわけですから、こうなっても仕方ない。
ジョシュの母の依頼でやって来たのは、エリ―スという霊媒師、彼女の補佐であるスペックとタッカ―の3人。ゴースト・バスター?3人組。スペック役にはジェームズ・ワン監督とコンビを組むリ―・ワネル。脚本は彼が書いている。
ちょっとネタばれです↓
彼女が驚くような真実を夫婦に話す。それは、ダルトンが幽体離脱が出来る子どもだというのだ。まるで嘘のような話だが、離脱したまま、現世に戻れないというのである。
そんなに驚くような話じゃないけどね。家族を救って欲しいわ!と切に祈るような気持ちで食ういるように観ました。幼い息子がこんな目に遭うのは忍びないものね。
悪魔がダルトンの魂を狙っているらしい。えぇ~!それ凄い。悪魔らしき手がダルトンのベッドに痕跡を残していたり。。。。
初めはジョシュは、一連の怪現象を信用していなかったけど、ダルトンの描いた絵を見てようやく信じることに。
防毒マスクのようなものをまとい、悪魔の正体を検証するのは、ちょっと笑えた。
ということで、ダルトンの魂を呼び戻すには一体どうすれば?このことにジョシュが深く関わっていることも判明。
ダルトンの命を救うために、家族、ゴースト・バスターの闘いが始まる!でもラストはあぁやっぱりこういうオチなのねというところはさすが王道なホラー作品なのでしょうか。
解説(MovieWalkerより)
「ソウ」のジェームズ・ワン監督&『パラノーマル・アクティビティ』のオーレン・ペリ製作というホラー界の最恐コンビが放つ恐怖作。とある家に引っ越してきた家族が怪異に襲われるさまがショッキングなシーンの連続で描かれる。一家の父親を演じるのは『ハードキャンディ』のパトリック・ウィルソン。
メディア | 映画 |
上映時間 | 103分 |
製作国 | アメリカ |
公開情報 | 劇場公開(ショウゲート) |
初公開年月 | 2011/08/27 |
ジャンル | ホラー |
映倫 | G |