銅版画制作の日々

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ハンナ(2011)★☆HANNA

2011-09-07 | 映画:シネコン

 16才、罪を知るには若すぎる。

評価:→50点

MOVX京都にて鑑賞。

う~ん何か違うわ・・・・。ジョー・ライト監督と再びタッグを組んだシアーシャ・ローナンちゃんのアクションスリラー作品ですが。これスリラーなのかな?

正直、ストーリーがわかりにくく、、、、。何故にハンナはCIAに追われる身なのかなあと思っていたら、CIAの女性捜査官、マリッサを殺すのが目的だったことが判明。私って鈍いわ(笑)

だからそのことを阻止するためにマリアッサは逆にハンナを殺そうと追いかけるわけなんですね。

 
ハンナパパには劇中と同じ名前で出演のエリック・バナ。

雪深いフィンランドで父親のエリックと二人きりで暮らしている16歳の少女・ハンナ。元CIA捜査官の父親から戦闘技術や語学を学んだ彼女は、初めて父親のもとを離れる。

いよいよマリッサを殺すために・・・・。

マリッサを何故殺さなければならないのか?というその理由は。

ハンナの母を殺したからなんですね。確かに仇を討つという明確な理由はあるのですが、、、。

マリッサを殺す動機について(ウィキぺディアより)

かつてマリッサと同じCIAエージェントだったエリックと、ハンナの母、そしてまだ幼児のハンナは、ある機関から車で逃走中に、立ちふさがったマリッサの銃弾で車が脱輪炎上、逃げ遅れたハンナの母がマリッサの3発の弾で殺されたのだった。今際の際に「あなたは永遠に、彼女を捕らえられないわ」と謎の言葉を呟いたハンナの母。以来、マリッサは繰り返しその言葉を思い出すのだった。

愛する母を殺されたということで憎しみをもっているのは分かるのですが、このプロセスだけではかなり弱いような気がします。もっと復讐を決めた動機がなるほどなあと思うようなものならば、共感できるんですが、今一つ弱いように思います。

  
ケイト・ブランシェットがマリッサ役

脇を固める役者さん、凄いのに。物語はちょっとお粗末な感じも。。。。逃走劇なんだけどあんまり緊張感も少ない。


せっかくイメージチェンジしたシアーシャちゃんなのに、、、、。

 
マリッサはハンナ殺しのため、はとあるショーパブを訪れ、旧知の仲のアイザックス(トム・ホランダー)という男に汚れ仕事を依頼する。報酬と引き換えに、アイザックスはそれを受け入れた。

久しぶりのトム・ホランダー。今回は現代劇なので、ヅラはつけていません。金髪ヘアーのホランダ―。

さてマリッサ、エリックそしてハンナの逃走劇が続きます。追いつき、追い越し、、、、、。

途中ハンナはキャンピングカーで通りかかった米国人一家の娘、ソフィー(ジェシカ・バーデン)とその弟に出会う。その後は川の近くを通る際に、現地民が洗濯をしている衣服を盗み着て、民衆に溶け込む。

追っ手から逃れ、到達したマラケシュで古宿に入ったハンナは、主人の温情で無償で空き部屋を一晩提供してもらう。生まれて初めて電灯、テレビ、扇風機、湯沸かし器に接してパニックに陥るハンナだった。

またまたソフィー一家と再会するハンナにソフィーは何者なのか?と問い詰める場面があったり、、、、。まあありきたりな感じです。

 
ハンナはソフィーや家族と関わることで、彼らが危険に晒されると心配。決して身元を教えることはできないと。もっとハラハラドキドキなものがあれば良いのですが。どうもそこまで緊張感は無い。

何でなんでしょうね。

 

あらすじ(allcinemaより)

元CIA工作員の父にフィンランドの山奥で人知れず育てられた16歳の少女、ハンナ。幼い頃から格闘技をはじめあらゆる戦闘テクニックを叩き込まれ、ついにその戦闘能力は父をも凌ぐまでになっていた。そして、父のもとから旅立つことを決意したハンナ。父はそんな娘に、かつての同僚であるCIA捜査官マリッサに命を狙われる、“彼女に殺されるか、お前が殺すかだ”と忠告するのだが…。

 

全体に緊迫感も感じられず、ラストもそんな驚きのようなものでもなく、あっという間に終わりました。

メディア 映画
上映時間 111分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月 2011/08/27
ジャンル サスペンス/アクション/ドラマ
映倫 G


ジョー・ライト監督

もっとタフで強さが欲しいな。シアーシャちゃん、可憐すぎってちょっと弱いかも・・・・。

 

 

 

 

Comments (13)
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