銅版画制作の日々

ぼちぼち更新致します。宜しくお願いします!

第9地区◆DISTRICT 9

2010-04-13 | 映画:シネコン

 さて第9地区って?

南アフリカヨハネスブルグにある架空の難民キャンプの名称だそうです。そしてこの場所に収容されているのは、何と人間ではなくエイリアンでした!!

MOVX京都にて鑑賞。あの「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の世界的成功で、ハリウッドで最も注目されるヒット・メーカーとなったピーター・ジャクソンがプロデュースした最新作です。今回もほとんど情報を入れず鑑賞しました。唯一知っているのはエイリアン絡みということだけでした(笑)


えぇ~こんな作品だったの!驚きでも面白かったですよ。エイリアンものというと、人間がエイリアンに襲われるというパターンが多いですが。こういう作風は初めてです。
その話題作:「第9地区」は、もしも、何百万人もの宇宙人が難民としてこの地球にやって来たら?というアイデアを元に誕生した社会派のSFドラマでした。こういう発想を思いつくというのも凄い事ですね。
メガホンを執るのは、CMデレクターとして輝かしい経歴を誇るニール・ブロムカンプという新鋭の監督。その監督の長編映画デビュー作品であり、本作は同監督の短編映画『Alive in Joburg』を長編化したものだそうです。

冒頭から、色々な人が登場して、主人公ヴィカスについて語る場面があります。この辺から彼がその後亡くなったような?(消えてしまった)、要するに現在は存在しないというかたちで生前の彼の事を偲びながら、物語は始まります。一体どんなことが起こるのか?という興味をそそらされます。
「フォース・カインド」のようなフェイクドキュメンタリーなのかな?と初めは思ったりしたのですが、、、、、まったく違いましたね。
ピーター・ジャクソンに見出されたニ―ルは南アフリカ共和国出身の独特な映像感覚を持っている。政治色あり、独創的だということがかなり印象なところのようです。
だからといって、ヒットするか?というのが難しいです。その上、本作は知名度のあるスターはひとりも出演していないし、監督も無名。そしてオリジナルときている。

そんなことで、考えた手法は映画の中に登場するエイリアン隔離のあの標識を何と、ビルボード広告に使用したというわけだ。道行く人の好奇心を煽ったというわけ。それ以外に、世界最大のポップカルチャーの見本市で有名なサンディエゴ・コミコンでのプレミア上映で火がついたらしい。映画ファンやブロガーの賞賛が口コミで広がったという経緯。より多くの人に本作の存在、斬新さを伝えることの手法を考えることは並大抵ではないです。
こんな経緯がなければ、日本での上映も実現しなかったでしょうね。さてそんな話題の映画「第9地区」、どんなお話なのか?

まさに21世紀のリアル、、、、上手く表現したものだ!

STORY(allcinemaから少し抜粋)

南アフリカ・ヨハネスブルグ上空に正体不明の巨大宇宙船が現われ、そのままとどまってしまう。しかし、エイリアンは襲撃に来たわけではなく、宇宙船の故障で漂着しただけだった。追い返すことも出来ず、やむを得ず彼らを難民として受入れることに。処遇は決まるまでの間、ヨハネスブルグの第9地区の仮設住宅に住まわされることになった。言葉が通じず、野蛮で、不潔なエイリアンたちが、一般市民と折り合いがつくはずもない。彼らは下級市民として蔑まれ、甲殻類に似ていることから「エビ」との蔑称で呼ばれるようになった。

それから20数年後。共同居住区“第9地区”はいまやスラムと化し、地域住民の不満は爆発寸前に。そこで超国家機関MNUは、エイリアンたちを新たな難民キャンプへ強制移住させることを決定。プロジェクトの最高責任者に抜擢されたエイリアン対策課のヴィカス(シャルト・コプリー) は、さっそく彼らの住居を訪問し、立ち退きの通達をして廻る。事情を把握していないエイリアンたちから、承認のサインを無理やり取り付けるのが、彼の任務である。平凡で献身的な社員のヴィカスはまさに適任者である。

しかし、あるアクシデントがヴィカスとMNU、エイリアンの運命を大きく変えることになる。第9地区内の小屋を捜査している最中に、不注意から謎の液体を浴びてしまうヴィカス。その液体によって謎のウィルスに感染してしまう。。。。

何とその感染の報告を受けたMNU上層部は、ヴィカスの捕捉の指示を出す。何の説明もなく執拗に追跡してくるMNUの行動に、ヴィカスはすべてを捨てて逃げ出すしかなかった。。。。。。


ヴィカス(シャールト・コプリー)。監督の高校時代の友人だそうです。
怪我した片腕は、何とエイリアン化していた、、、、、、

ぼろぼろの小屋に住むエイリアンのクリストファー・ジョンソン(ジェイソン・コープ)は、謎のウィルスの存在を知っていた。ヴィカスが次第にエイリアンに変化していく行くと話す。

ボロボロの小屋には外観とは裏腹に、地下にはヴィカスの見たことがない科学技術を集結した設備があった、、、、、
いよいよお話は佳境に入っていきます。とんでもないことにヴィカスは巻き込まれて行きます。

ヴィカスは生き延びることが出来るのでしょうか?また愛する妻タニア(ヴァネッサ・ハイウッド)との再会は実現できるのか?


体の変化とともに、ヴィカスの心にも変化が、、、、、、、

そして、、、、、


彼の顔の変化に注目!!

解説(allcinemaより抜粋)

 南アフリカ出身の新鋭ニール・ブロンカンプ監督が、ピーター・ジャクソンの全面バックアップで長編デビューを飾り全米でサプライズ大ヒットを記録するとともに、その独創的なストーリーが絶賛されたSFアクション。巨大な宇宙船が漂着し、異星人を難民として受入れることになった南アフリカを舞台に、異星人と地域住民との軋轢が深刻化する中、当局の新たな対応が思いもかけぬ事件を招いてしまうさまをドキュメンタリー・タッチの語りと大作映画に引けを取らない驚異のヴィジュアルで描き出していく。

※製作費は3千万ドルであり、ハリウッドのVFXを使った作品としては少ない。

メディア 映画
上映時間 111分
製作国 アメリカ/ニュージーランド
公開情報 劇場公開(ワーナー=ギャガ)
初公開年月 2010/04/10
ジャンル SF/アクション/ドラマ
映倫

PG12

 人類、立入禁止。

オフィシャル・サイト
http://www.district9movie.com/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://d-9.gaga.ne.jp/

 

 
 

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シャッターアイランド(2009)字幕版

2010-04-09 | 映画:シネコン

               
               全ての“謎”が解けるまで
               この島を出る事はできない。

公開初日に鑑賞しました。今回はMOVX京都で、、、、、超吹き替え版で観るべきでした(涙)

レオナルド・ディカプリオ主演、監督はマーティン・スコセッシ。これで4度目のタッグとなるそうです。う~んなるほど、こういうオチだったんだ!私は見抜けなかった(汗)情けないわ~~。一体誰を信じたらいいのかとデカプリオと同じ立場になっちゃいましたよ。だってそういう目線で物語が進んでいくもの。ちょっとネタばれになりますが、、、、まさか全てが妄想だとは驚きでした。えぇ~誰の妄想?

ということでここまで言えば分ってしまいますが。。。


STORY

ボストンの遥か沖合に浮かぶ孤島“シャッター アイランド”そこに、精神を患った犯罪者を収容するアッシュクリフ病院があり、厳重な監視の下に運営されていた。ところが1954年9月、レイチェルという女性患者が忽然と姿を消してしまう。

事件を調べるため、連邦保安官テディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)は相棒のチャック(マーク・ラファロ )とともに捜査に訪れる。自ら失踪事件の担当になることを志願した彼には、シャッター アイランドを目指すもうひとつの目的があった。愛する妻ドロレス(ミシェル・ウィリアムズ) を死に追いやった アパートの火災。その放火犯が島に収容されていると知ったテディは、復讐を胸に秘めてここへやって来たのだ。しかし、彼を待ち受けていたのは、数々の謎だった。


さっそく2人は、患者たちへの聞き込みを開始するも、テディは事件と無関係な“アンドルー・レディス”(イライアス・コティーズ )という物についての質問を繰り返す。レディスこそ、妻を死に追いやった人物である。


院長もジェレミア・ニアリング医師も何か隠している??


アッシュクリフ病院の院長ジョン・コーリー(ベン・キングスレー

ジェレミア・ニアリング医師(マックス・フォン・シドー
テディをいきなり襲う!!何が目的なのか??


テディの前に亡き妻ドロレスや子供たちが現れる。これは夢なのか?それとも本物?白昼夢に悩まされるテディ。

 

何と脱獄したはずの、レイチェル・ソランド(エミリー・モーティマー)が戻ったと告げられ、お話はさらに複雑な方向へ、、、、、そのレイチェルはテディに絡んでくる。

ところが、テディが島を巡っていた際、ある洞窟を見つけると、その洞窟には本当のレイチェル・ソランド?だと名乗る謎の女(パトリシア・クラークソン)がいたのだ。そしてこの島の本当の実態について告げられる。

ということは、途中ではぐれたチャックは、彼らの手によって実験台にされたのでは??
やはりこの島では非人間的な実験が行われているのだ!!

 


捜査を進める彼の前に立ちはだかる数々の謎。消えた患者が残した暗号「4の法則」まるでセリフのように同じ証言を繰り返す囚人たち、何かを隠す職員。突然休暇を取り島を去った医師。連邦保安官であるにもかかわらず、没収された武器。見つからない妻の仇、放火魔レディス。厳重に警備された廃灯台そして、患者から手渡されたメモ…「この島は何かがおかしい」そう思うテディだが、その謎は解けば解くほど深まり、ついに島に閉じ込められてしまう。果たして、その行く手には、何が待ち受けるのか?

話があちらこちらに飛び交いますが、、、、私も少々混乱気味です(笑)
要するにテディ目線で進んでいるこの物語はあくまでも彼から見たシャッターアイランドでありますが。彼の主観での受け取りかたなので、それを素直に取ってしまうと、ラストの結末に驚いてしまうわけですわ。

すべてはテディ自身の?だったという事ですね。結局彼はロボトミーの実験台になるようですね。
でもそれなりに楽しめました。でも途中うつらうつらやばい状況に、、、、、

これは超吹き替え版で鑑賞するべきでした(笑)それについてはこちらをご覧ください。
超吹き替え版も戸田奈津子さんです!

※C搭の囚人ゲオルク・ノイス役にはあのジャッキー・アール・ヘイリー

解説(allcinemaより抜粋)

マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオの4度目のタッグとなるミステリー・サスペンス。「ミスティック・リバー」の原作者デニス・ルヘインの手によるトリッキーな謎解きスリラーを映画化。精神を患った犯罪者だけを収容する病院が建つ絶海の孤島“シャッター アイランド”を舞台に、ある目的を秘めこの地を訪れた連邦保安官が、次々と直面する謎や職員たちの不審な言動に振り回され、次第に混乱と恐怖に呑み込まれていくさまを、様々な仕掛けと重厚な映像表現でスリリングに描き出していく。共演は「ゾディアック」のマーク・ラファロ、「砂と霧の家」のベン・キングズレー、「ブロークバック・マウンテン」のミシェル・ウィリアムズ

メディア 映画
上映時間 138分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(パラマウント)
初公開年月 2010/04/09
ジャンル ミステリー/サスペンス
映倫 PG12

オフィシャル・サイト
http://www.shutterisland.com/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://www.s-island.jp/

 

 

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es [エス] (2001)

2010-04-07 | DVD鑑賞

原題:DAS EXPERIMENT

心理学会を震撼させた“実験”

先日鑑賞した「ヴェイブ」よりさらに衝撃的な作品が「エス」だと教えて頂きました。気になっていたのですが、なかなかレンタル出来ず。。。。ようやく先週借りて来ました。さて観た感想は、、、、、かなりびっくりものでした!!そして実際にあったというのですから、本当に驚きです。もう諤々でした。こんな実験が行われたなんて、ショックです。

もし観ようと思われる方があるなら、心して観て欲しいです。さてその問題作「エス」についての紹介をしたいと思います。
原題は実験という意味だそうです。そして日本語のタイトルのエスは、ドイツ語で、「これ」とか「それ」の意。もっと突っ込んで説明すると、心理学や精神分析学用語で「無意識層の中心の機能」という概念を意味する語らしいです。難しいです。あまり深く考えない方がいいかもしれません。

さてこの映画は1971年アメリカスタンフォード大学で実際に行われたスタンフォード監獄実験を元にしている。

STORY(goo映画並びに、ウィキぺディアより抜粋)

被験者求む。模範刑務所で2週間の心理実験。報酬は4000マルク」という新聞広告を目に留めたタレク(モーリッツ・ブライブトロイ)。かつては敏腕記者だったが今はタクシーの運転手をしているタレクは、この実験をレポートし記者として復活しようと考え、さっそく申し込むことに。


何やら色々試された後、タレクは面接に合格するが。。。。。

広告の内容は以下の通り

被経験者求む!

拘束時間:2週間

報酬:4000マルク

応募資格:不問

実施場所:大学内模擬刑務所

さて実験内容は大学の地下に作られた擬似刑務所で20人の男達を「看守」と「囚人」に分け、それぞれ与えられた役になり切り二週間生活するというものであった。 タレクは、2週間で4000マルク(約2000ユーロ、25万円)という高報酬と、刑務所の囚人の疑似体験という実験の特殊性が良い記事になると思い実験の様子を秘密裏に取材し、録画する為の超小型カメラを眼鏡に仕込み実験に参加する。

始めの日は両サイド共に何の問題も無く和やかな雰囲気で過ごす。しかしその後、些細ないざこざから端を発した看守側と囚人側の対立は、徐々に深くなってゆく。実験の主催者である教授に対し彼の助手たちは、実験の続行は危険だと判断し実験中止の要請を再三に渡り行う。だがこれらの要請は教授によって全て拒否され、この実験は最終的に、2名の死者を含む多数の死傷者を出す惨劇へと変貌して行く。

1971年にスタンフォード大学心理学部で行われたこの実験は、2週間の予定だったのが7日間で打ち切られ、以後この実験は実施禁止とされた。本作はその実験の結果を忠実に再現している。これがどのような実験で、なぜ禁止されたのかはこの映画を見てもらえればおわかりだと思う。人間はある役割を与えられると人格が変わる程、“状況の力”にコントロールされるのだということを見せ付けられる。

観た感想:宗教に洗脳されて、宗教にのめり込む人がいますが、いわゆるマインドコントロールというものですよね。宗教に限らずこの実験によって気持ちがコントロールされていき、航空会社勤務で温和な?(ヤフー映画では、地味で陰気と書かれていた)人だった彼が、看守/ベルスとして次第に、顔つきまで変貌していく様が何とも言えず不気味でした。看守グループのリーダー格として、存在感をかもしだしていました。看守のメンバーの中も耐えられなくなり、囚人サイドにつく人も出て来ます。ベルスはそんな裏切り行為に、その人間にまで体●与え始めるのでした。まさに人間の心の闇をえぐりだしているかのように見えました。多分ダ誰にでもこんな狂気的な心理ってあるのでは?なんて思いましたね。

実験が進むうち、「看守役」の攻撃的な振る舞いはどんどんエスカレートしていく。それに対して、「囚人役」は卑屈に服従するのみで、まったく抗議できなくなっていく。いつしか、模擬刑務所内は単なる実験の枠組みを越えて、もはや誰にも制御不能の状態に陥っていく……。

制御不能状態に陥っていく状況は誠にゾッとしました。どうしたら軌道修正ができるのかしら?なんて、、、、、、


このようなシーンもあります。人を人とも思わない行為に憤りさえ感じます。このような仕打ちを受けた囚人役の人たちにも変化が出始めます。


そもそもこの教授(エドガー・セルジュ)、右の助手(アンドレア・サヴァツキー)が危険ということでこの実験を中止するように話したのに、全くもって拒否、そのことで想像以上に最悪な事態となったわけだ。
ベルスは助手も拘束してしまうことに。。。。。

タレクは最後まで抵抗する、そのことで、小さな金庫のようなところに閉じ込められてしまうのだ。絶対絶命という事態に。


タレク同様、囚人シュタインホフ役で出演したのは、クリスチャン・ベルケル
後半はタレクと共に看守たちと戦う。

何とかこの実験は中止され、一見落着という結末で終わる。タレクは恋人ドラ(マレン・エッゲルト)と再会出来てハッピーエンド♪でも何となく後味が悪かった。

解説(allcinemaより抜粋)

30年ほど前、スタンフォード大学心理学部でひとつの実験が行われた。それは公募で集まった人間を看守役と囚人役に振り分け、模擬刑務所内においてそれぞれ与えられた役割に従って行動させ、肩書きや役割が人間の行動に与える影響を調べるというもの。しかし、看守役の被験者は次第に支配的、攻撃的に、囚人役の被験者たちは受動的、服従的になっていき、ついには囚人役の何人かが重度の情緒不安定に陥り、当初2週間の予定だったこの実験は6日で中止となってしまった。以後、こうした実験は倫理的に問題が大きいために全面的に禁止されている。本作はこの有名な心理実験を基に描いた問題作。モントリオール国際映画祭にて最優秀監督賞を受賞。監督はインべーションの、オリヴァー・ヒルシュビーゲル


 

メディア 映画
上映時間 119分
製作国 ドイツ
公開情報 劇場公開(ギャガ・コミュニケーションズ)
初公開年月 2002/06/22
ジャンル ドラマ/サスペンス
映倫 PG-12


※実際の実験では、映画のように、死者は出ていないということだけはここで述べておきます。

実験の詳細は下記をクリックして、ご覧下さい。
         ↓

スタンフォード監獄実験

 

 

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シャネル&ストラヴィンスキー

2010-04-06 | 映画:ミニシアター


COCO CHANEL & IGOR STRAVINSKY

遅まきながら、鑑賞して来ました。ジャック・メスリーヌに続き、これもフランス映画でした。シャネルシリーズ第三弾、これがシャネルシリーズ最後の作品となります。
さてシャネルシリーズ、皆さんはどれが好みでしょうか?
前作の2作はシャネルの生い立ちや生きざまなどが描かれていましたが、今回はそうではありません。むろんシャネルの仕事にも少しふれていましたが、ほんの僅かです。本作はシャネルとストラヴィンスキーの愛だけに焦点が当てられています。
2人の官能なベッドシーンなどの描写も細かく映し出されており。。。。。ちょっと現実から離れた愛の物語のような感じがしました。

さてシャネルを演じたアナ・ムグラリス 。とにかくスレンダー、痩せていてそんなに魅力的な体つきじゃあないけど。。。。。トップモデルの方らしい。シャネルの香水「アリュール」ミューズとして話題となり、現在もファインジュエリーや時計のモデルとして活躍している女優さん。映画の中で彼女が着ている衣装はシャネルの遺志を継ぐカール・ラガーフェルドが当時を忠実に再現してつくったものらしい。ということで衣装も一つの見どころだと言える。

STORY

パリ、1913年。
 シャンゼリゼ劇場では、イゴール・ストラヴィンスキーが、自作《春の祭典》の初演を迎えていた。
 革新的な《春の祭典》は、その振付と音楽があまりに斬新かつ急進的すぎたため、怒った観客たちは野次を飛ばし、あざ笑い、騒乱めいたものまで起きたほどだった。ストラヴィンスキーは悲しみに打ちひしがれる。だが、そこに居合わせたココ・シャネルは、そんな騒乱をよそに、その芸術の本質をとらえていた。

 それから7年後の1920年。
 すでにデザイナーとして富と名声を手にしながら、初めて心から愛した男、“ボーイ”を自動車事故で亡くし、悲しみにくれるシャネル。一方、ストラヴィンスキーはロシア革命を経た後、全ての財産を失って難民となり、パリで亡命生活を送っていた。

二人は、ミシア・セールとセルゲイ・ディアギレフの計らいで出逢う。ストラヴィンスキーの才能に惚れ込んだシャネルは、彼が仕事に打ち込めるようにと、ガルシュに所有する自分のヴィラで暮らすよう提案する。彼は一度は拒否するものの、4人の子供たちと、肺病を患う妻を連れてヴィラへと移り住んだ。

 一つ屋根の下に暮らすストラヴィンスキーとシャネル。二人は、やがて恋に落ちていく。その恋は、二人の中に眠っていた新たな創造力を次々と開花させていった。妻であるカトリーヌ・ストラヴィンスキーはやがてこの家で起こっていることに気づいていく。カトリーヌにもイゴールへも強い態度で向き合うシャネル。そんな中、『女性そのものを感じる香りを創りたい』と、初めて香水創りに魂を注ぐシャネルと、《春の祭典》再演に命を賭けるストラヴィンスキー・・・・・。


情熱的なストラヴィンスキーを好演しているのは、デンマークを代表する俳優のマッツ・ミケルセン。誰がためにも出演していました。

ピアノを弾いていたけれど、実際、ミケルセン本人が弾いていたのかな?


シャネルからストラヴィンスキーを誘惑。次第にシャネルの虜になるストラヴィンスキー。。。。。

シャネルに翻弄されながら、終いには「ここから出て行って!」と言われる始末。女心と秋の空じゃあないけど、、、、、でも本音じゃなかったような?いやそう思いたいが。

でもやっぱシャネル、自立する女だけにきっぱり見切りをつけることが出来るのかもしれませんね。


使用人にも手厳しいシャネル、仕事の達人だったということも、このシーンで納得。

美しくて官能的な作品。今までのシャネルシリーズで一番好きな作品でした。

アナ・ムグラリスの低音でハスキーな声も魅力的でした。さて今回もエンドクレジット最後まで観なかった貴方、最後に極め付けのシーンが映し出されましたよ。やはり最後の最後まで立たない方がいいですわ。


追記:一つ屋根の下に、ストラヴィンスキーの妻がいるのに。シャネルとストラヴィンスキー、ベッドインというのはかなり大胆な話でしたね。私は「ちょっと家政婦は見た!」っていう感じで覗いているような気分になりましたよ。
これってちょっと不謹慎かしら(汗)

解説(allcinemaより抜粋)

 「ドーベルマン」の鬼才ヤン・クーネン監督が、シャネルとストラヴィンスキーの愛憎の行方を描くラブストーリー。芸術家として互いを刺激しあい、愛を深めていく姿と、そこに秘められた最も有名な香水“N°5”誕生の物語を華麗かつ官能的に綴る。ココ・シャネル役はシャネルのミューズとして広告モデルも務めている「NOVO/ノボ」のアナ・ムグラリス。一方、ストラヴィンスキー役には「アフター・ウェディング」のマッツ・ミケルセン。

メディア 映画
上映時間 119分
製作国 フランス
公開情報 劇場公開(ヘキサゴン・ピクチャーズ)
初公開年月 2010/01/16
ジャンル ドラマ/ロマンス/伝記
映倫 R18+

公式サイト(日本語)

Official website(フランス語)


 


 

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ジャック・メスリーヌ☆社会の敵No.1と呼ばれた男 Part 1 ノワール編

2010-04-04 | 映画:ミニシアター

 MESRINE: PART 1 - DEATH INSTINCT

京都シネマにて初日鑑賞!パブリックエネミ―と言えば昨年公開されたジョニー・デップ主演のパブリック・エネミ―ズを思い出しますね。やはり比較しちゃいますよね。
ジョニーの作品は、はっきり言って今一つだった。だからこの作品が良いと評価するつもりではありませんが。。。。でも本作の方が断然良かったと思います。何がどう違うんだろうか?私的に、徹底してリアリティがあるところじゃないかなと思うんです。
もちろんジャック・メスリーヌも、ジョン・デリンジャーと同じく実在したギャングですから。ヴァンサン・カッセルが本当のジャックを投影しているような感じ。先日のジム・キャリーが演じたスティーヴン役もそうでしたが、被っているって思いましたものね。実在の人物を演じるというのはある意味難しいのかもしれませんが。。。。。

ということでヴァンサン・カッセルが実在した社会の敵NO、1と呼ばれたジャック・メスリーヌをパート1、パート2に渡って蘇さてくれました。
パート2は4月10日、公開です。

STORY Part1 ノワール編

1959年、犯罪王の覚醒。32回の銀行強盗、4回の脱獄を繰り返した男

1959年、アルジェリア戦争に行ったジャック・メスリーヌは上官の命令で初めて人を殺した。

その後、パリにもどります。幼なじみのポール(ジル・ルルーシュ)に誘われて歓楽街に繰り出したメスリーヌは●婦のサラと出会い、関係を持つことに。。。。父が紹介した堅気の仕事もさぼり、ポールの闇商売(強盗)手を出し始める。
元締めのギド(ジェラール・ドパルデュー)を紹介してもらい、さらに犯罪に手を染めていくようになる。


ジェラール・ドパルデュー、いかにも悪そうな風貌です。あの37歳という若さでこの世を去ったギヨーム・ドパルデュの父上です。
あるいは裏切りという名の犬での彼が印象的でした。


ポールと組んでの犯罪はだんだんエスカレートを増して行く。

翌年、スペインの避暑地に出かけたメスリーヌは美しいソフィアに目をとめる。すぐには誘いに乗らなかった彼女も彼の虜になり、燃えるような日々を過ごすことに。


ソフィア役(エレナ・アナヤ

パリに戻ると、●婦のサラのヒモと喧嘩になり、男は腹いせにサラを痛めつけた。それを知ったメスリーヌはさらに怒り、男をナイフで殺し、おとしまえをつける。

一方、パリまで追いかけて来たソフィアとメスリーヌは結婚。娘サブリナが誕生するも、幸せな結婚生活は長く続かなった。62年、銀行強盗に失敗し、初めてエヴリルー刑務所に入るメスリーヌ。面会に来た妻子の姿を見て改心した。出所後、一度は堅気の仕事に就くものの、運悪くリストラされてしまい、再び悪の世界へ。。。。
そんなメスリーヌを必死で止めるソフィアを殴りつけ、「お前より仲間を選ぶ」と言い捨てた。それを機にソフィアはスペインに帰っていった。

66年のある晩、バーで偶然知り合ったのがジャンヌ(セシル・ドゥ・フランス)。2人は派手な強盗をやってのけるぴったりのコンビになる。しかしメスリーヌが路上で狙撃されたのをきっかけに2人はしばらく国外に脱出する。

68年、モントリオールの建設現場で働くメスリーヌは、ジャン=ポール・メルシエ(ロイ・デュプイ)と出会った。その頃ジャンヌが富豪デローリエ家で住み込みの仕事を見つけ、2人で一緒に働くようになる。2人は主人に気に入られていたが、他の使用人とのトラブルから、クビとなってしまう。2人はデローリエを人質に取り、身代金を要求しようと考えるが、失敗に終わる。
その頃パリでは、ギドとポールが張り込み中の刑事らしき男に射殺され、命をおとしていた。。。。。

ついに2人はアリゾナの荒野でパトカーに追い詰められ逮捕となる。送還されたカナダの空港にはマスコミが殺到。2人は一躍有名人となる。

しかしこの後がとんでもないことに。。。。メスリーヌが送られたのはUSC(特別懲罰刑務所)。肉体以上に精神を痛めつける地獄だ。メスリーヌはここで再会したメルシエとともに、仲間の協力も得て脱獄に成功する。

この場面は凄くスリルがありました。

銀行強盗で荒稼ぎした2人は刑務所の仲間を救出に向かう。しかし失敗。こんな大胆不敵なメスリーヌを〈社会の敵NO、1〉と書き立てた。さらにメスリーヌは服役中のジャンヌを救出しに行こうとするが、「殺されてしまうから来ないで」と涙ながらに拒絶。ここで2人の関係は終わってしまう。

ある日、森の中でメスリーヌとメルシエが狙撃練習をしているところへ、年老いた森林パトロール官がやって来る。脱獄囚と気づかれたメスリーヌたちは、迷わず彼らを殺してしまう。。。。。。

ここでパート1は終了です。その後のジャンヌ、メルシエについて語られます。
ジャック・メスリーヌのその後については、パート2に繋がります。

パート2は、マチュー・アマルリックが登場します!!

解説(allcinemaより抜粋)

 大西洋を股にかけ、“社会の敵No.1”と呼ばれた伝説のギャング、ジャック・メスリーヌの壮絶な人生を映画化した犯罪ドラマ。本作は2部作の前編。若きメスリーヌがギャングの仲間入りをし、“社会の敵No.1”と称されるまでの道のりを描く。主演は「ドーベルマン」のヴァンサン・カッセル。共演にセシル・ドゥ・フランス、ジェラール・ドパルデュー。監督は「アサルト13 要塞警察」のジャン=フランソワ・リシェ

メディア 映画
上映時間 114分
製作国 フランス
公開情報 劇場公開(ヘキサゴン・ピクチャーズ)
初公開年月 2009/11/07
ジャンル ドラマ/犯罪/アクション
映倫 R15+

公式サイト(フランス)

 

 


 

 

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シェルター(2009)

2010-04-03 | 映画:シネコン

 SHELTER

本作はスーパーナチュラル・スリラーというそうですが。。。。意味が分からないので、調べたら、超常現象の事を言うそうです。最近流行のサイコ・ホラーですね。
難しいですね。私にはチンプンカンプンです(汗)

ということでそんな作品「シェルター」を鑑賞して来ました。おぉ~久しぶりにジョナサン・リス・マイヤーズを拝見。いつからお目にかかってなかったかしら?確か奇跡のシンフォニー以来ですね。今回は多重人格障害を患う男性、ディヴィッド役です。

さてSTORY

精神分析医・カーラ(ジュリアン・ムーア)。父(ジェフリー・デマン) の依頼で彼女が診察することになるのは、ジョナサン・リス・マイヤーズ演じる解離性同一性障害(多重人格)を患っていると疑われるデヴィッド。多重人格の存在を認めないカーラだったが、彼の過去を調査するうちに、彼の中から第二の人格、第三の人格が出現する…。このケースも単に彼が周囲を混乱させる愉快犯だと考えたカーラは、彼の身辺を探る内に、デヴィッドとは25年前に亡くなった故人であることが判明する。その間にもデヴィッドの人格は次々と入れ替わり、カーラの疑念は深まっていく。そしてカーラが導かれるようにして辿り着いた先は、時代に葬られていた血塗られた歴史だった…。彼は、ただの虚言者なのか。それとも現代に甦った滅びの使者なのか。この男に潜む闇は、科学では説明の付かない闇。決して触れてはいけないものだった。


電話をかけた途端、ディヴィッドは突然豹変!


温和だったデヴィッドは突然アダムという粗暴な人格と入れ替わる。



ディヴィッドの生家には彼の母が今も住んでいた。そこで母に会わすことにしてみた。


本物のディヴィッドは死んでいるのに、何故か?デヴィッドの母親に会わせるとふたりだけの秘密を知っていた。どういうことなのか・・・・。

ところでデヴィッドが別人格が表出する緊迫の場面で、首を大きく曲げるシーンだが、あんな角度に反ることが出来るのか?その首曲げシーンについて、あるサイトでは、イナバウアーならぬ、クビバウアーと称していた。なるほどクビバウアーか!上手く表現したものだと感心。残念ながらそのシーンの画像を探したが見つからず。。。


ということで、そのクビバウアーの後、倒れたディヴィッドであります。

さてカーラはデヴィッド=アダムの人格のスイッチを理論的に証明しようとする。デヴィッドの持つ記憶が本物なのか、記録をもとにねつ造したものか、真偽を確かめるために調査を重ねるが。。。。

カ―ラが調査を続けていくに従って、カ―ラの周りにも不運な気配が忍び寄る。


カ―ラの娘に近寄るディヴィッド。


父の身にも危険が。。。。。

デヴィッドに第3の人格が現れる辺りから映画は意外な方向に展開し始める。彼の人格はすべて死者のものであることが明らかになり、その起源は100年近く前に殺されたムーア牧師の恨みということが解明される。
父もカ―ラの娘もこの恨みに関わることになって行く。そして2人の体に異変が起こる。。。。。


父はディヴッドに。。。。。

娘の体にも不調の兆しが。。咳き込み、背中には無数の傷が現れる。何とかしなければと焦るカ―ラ。

霊かトリックか、科学で解明できない出来事はいったいなぜ起きるのかを探る彼女が、やがて怨念の渦に巻き込まれていく。


カ―ラの娘は果たして助かるのか?

ラストは一見落着という感じだが、一体あの後どう展開するのか?という感じで締めくくられている。かなり微妙な作品でした。良かった?それとも今一つ?う~ん難しい。

メディア 映画
上映時間 112分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ブロードメディア・スタジオ)
初公開年月 2010/03/27
ジャンル サスペンス
映倫 PG12

禁断の闇の果てに辿り着く、
               超常現象<シェルター>の謎──。

※さてタイトルになっている「シェルター」。普通は「避難所」を意味する言葉だが、本作では人間の魂を隔離する超常現象のことを意味しており、それが謎を解くカギとなっている。老婆の持っていたあの壺がそのシェルターだ。

オフィシャル・サイト
http://www.shelter-movie.jp/

 

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ダレン・シャン

2010-04-02 | 映画:シネコン

 CIRQUE DU FREAK: THE VAMPIRE'S ASSISTANT

世界37ヶ国で出版、熱狂的なファンを持つダーク・ファンタジー!!

3月31日、遅まきながら鑑賞して参りました。児童向けのファンタジー小説だそうですが、まったく本の存在すら知りませんでした。それにしても色々な本が出版されているんですね。また著者がこの物語の主人公と同じ名前だというのも面白い話。
初めは、いとこのために面白半分で書き始めたものらしい。1巻で終了する予定だったものが、出版社の要望でシリーズ化されたという事で。。。。原作本はかなり面白いのでしょうね。

児童向けだということで、そんなに期待してなかったのですが。。。これが意外に面白かったです。ただあの毒蜘蛛はちょっと作り物っていうのが見え見え。色や質感が見ているだけで作り物だと分かる。でもその作りものぽいのも案外良いのかもしれませんが。

最初にバンパイアとバンパニーズの違いを説明がありますが。すみません!忘れてしまいました。何でも不仲だということだけは理解できましたが(笑)


※ところで、東宝シネマズ二条のみ字幕版上映あり、但し19:00以降。その時間に合わせて鑑賞して来ました。

STORY(allcinemaより抜粋)


興味本位で行った見世物小屋は2人の運命を大きく変えることに。。。。

ごく平凡な16歳の少年ダレン・シャン(クリス・マッソグリア)は、親友のスティーブ(ジョシュ・ハッチャーソン)と一緒に<シルク・ド・フリーク>なる奇怪な見世物小屋を訪れる。蜘蛛マニアのダレンは、ラーテン・クレプスリー(ジョン・C・ライリー)という男が操る巨大な毒蜘蛛(マダムオクタ)に魅せられ、思わず楽屋から盗み出してしまう。しかし翌日、スティーブがその蜘蛛に噛まれてしまい、昏睡状態に。解毒剤を求めてラーテンを再訪したダレン。彼はそこで交換条件として、ハーフ・バンパイアとなり本物のバンパイアであるラーテンの助手をするよう求められる。スティーブを助けるため、その条件を受入れるダレンだったが…。


ダレン役のクリス君は本作でデビュー!


ダレンの親友スティーブ役には、ジョシュ・ハッチャーソン。9歳で映画デビュー、若いがベテラン俳優である。「テラビシアにかける橋 」、「センター・オブ・ジ・アース」でお馴染だ。あどけない少年だったけど、すっかりお兄ちゃんになってしまいました。


シルク・ド・フリークのオーナー、ハイバーニアス・トール(通称ミスター・ト―ル)役には、あの渡辺謙さんが登場!重要な役どころです。


ラーテン・クレプスリーには、ジョン・C・ライリー。右はマダム・トラスカ(サルマ・ハエック)金髪の美しいひげ女、はさみで切れないほど頑丈なひげを自在に伸縮させることが出来る。

ジョン・C・ライリー、見憶えがあるなあと思ったら、「今宵、フィッツジェラルド劇場で」のカウボーイシンガー、レフティを演じていた人でした。
髭女、トラスカのサルマは「フリーダ」でフリーダ役を演じた女優さんです。

ハーフ・バンパイアなんて初めて知りましたが。。。。何でも人間の血が残っているので昼間でも活動する事が出きるそうです。但しバンパイア(バンパニーズ)の技を使う事が出来ないとか。

クレプスリ―の弟子となったダレンは、フリークのサーカスで暮らすのが条件、そのため、大好きな家族や親友とも永遠に別れなければなりません。

大好きだった親友スティーブと別れたのですが、何と彼はあるかたちで再びダレンの前に現れます。まさかこんなかたちで再会するとは・・・・・?


デズモント・タイニー(マイケル・セルヴェリス)の企みで、2人がそれぞれのリーダーになるように仕向けられたのである。タイニ―一味のリーダーである。

続編があるようです。この続きはどういう展開になって行くのか?が楽しみですね。「パーシー・ジャクソン~」よりこちらの方が好みでした。

解説(allcinemaより抜粋)

ダレン・シャンのベストセラー・シリーズを「アメリカン・パイ」「アバウト・ア・ボーイ」のポール・ワイツ 監督で映画化したファンタジー・アドベンチャー。ひょんなことからハーフ・バンパイアとなりバンパイアの助手をするハメになった少年が、バンパイア同士の抗争に巻き込まれながらバンパイアとして成長していく姿を描く。主演はクリス・マッソグリア。共演にジョシュ・ハッチャーソン。ジョン・C・ライリー、渡辺謙、ウィレム・デフォー、サルマ・ハエックら実力派が脇を固める。

ダレン・シャン←(小説)詳細はこちらをご覧下さい。

メディア 映画
上映時間 109分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(東宝東和)
初公開年月 2010/03/19
ジャンル ファンタジー/アドベンチャー/青春
映倫 G
オフィシャル・サイト
http://www.thevampiresassistant.net/ (英語)
オフィシャル・サイト
http://darren-shan.com/

 

Comments (6)
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4月のはじまり♪観たい映画に、気になる映画。。。。。

2010-04-01 | 映画全般

あちらこちらで桜の便りが聞こえますが、皆さん如何お過ごしでしょうか?桜が咲いていますが、何となく寒いです。

さて関西で公開される4月の映画、気になる作品、観たい作品を紹介していきたいと思います。

まずはシネコン上映作品から。。。。。

4月9日公開作品

シャッターアイランド

『ディパーテッド』のマーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオが再びタッグを組んだ、不可解な事件が起きた孤島を舞台に、謎解きを展開する本格ミステリー大作。昨年公開予定?がかなり遅れて、今年4月公開となりました。

4月10日公開作品

第9地区

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソンが製作を担当し、アメリカでスマッシュヒットを記録したSFムービー。

4月17日公開作品

アリス・イン・ワンダーランド

お待ちかね、ジョニー・デップ&ティム・バートンのコラボ作品!

児童小説家ルイス・キャロルが1865年に発表した「不思議の国のアリス」と、その続編「鏡の国のアリス」のヒロインであるアリスの新たな冒険を、ティム・バートン監督がイマジネーションあふれる世界観で描くファンタジー。アリスを演じるのはオーストリア出身の新進女優ミア・ワシコウスカ。ストーリーの鍵を握る重要なキャラクターである帽子屋を、バートン監督と7度目のコンビとなるジョニー・デップ。そのほかにヘレナ・ボナム=カーターやアン・ハサウェイら豪華キャストの出演も話題となっている。

4月23日公開作品

タイタンの戦い

ギリシャ神話をベースに、神々の王ゼウスの息子として生まれながらも人間として育った青年ペルセウスが活躍するアクションアドベンチャー超大作。「アバター」でメジャーとなったサム・ワーシントンが主演。

ウルフマン

満月の夜になると、凶暴な殺人鬼ウルフマンに変身してしまう男の苦悩を描いたホラームービー。共にオスカー俳優であるアンソニー・ホプキンスと、ベニチオ・デル・トロがのろわれた宿命を背負う父子にふんするほか、『プラダを着た悪魔』のエミリー・ブラントが共演。

4月24日公開作品

プレシャス

本年度アカデミー賞 2部門受賞!
【助演女優賞(モニーク)・脚色賞】
16歳のとんでもなく太っちょのプレシャスの苛酷な現実。幸せは空想の中でしか実現しない。。。。

4月29日公開作品

アーサーと魔王マルタザールの逆襲

世界的ヒットメーカー、リュック・ベッソン監督による実写と3DCGアニメを融合したファンタジー・アドベンチャー『アーサーとミニモイの不思議な国』の続編。前作に続き、あのフレディ・ハイモア君がアーサー役。

ミニシアター上映作品

4月3日公開作品

アイガー北壁

1930年代ドイツ。ナチス政権下に国家の大きな期待を背負い、スイスの名峰アイガー北壁の初登攀を目指す登山家たちがいた―。〈殺人の壁〉と呼ばれ、挑戦者をことごとく拒む名峰で起きた悲劇の実話を映画化した感動大作。

ジャック・メスリーヌ Part1・ノワール編

1959年、アルジェリア戦争から帰還したメスリーヌは闇商売に手を染め、強盗と脱獄を繰り返す。パート1では、大胆な行動が世間の注目を浴び、やがてカナダに逃亡した1969年までの彼の壮絶な人生を描く。メスリーヌ役にはあのヴァンサン・カッセル。

4月10日公開作品

ジャック・メスリーヌ Part2・ルージュ編

ジャック・メスリーヌ2部作後半。

 1973年、フランスに舞い戻ったメスリーヌは、「社会の敵No.1」と呼ばれ、やはり脱獄を繰り返すが、彼の命運もついに尽きる…。実在のギャング・メスリーヌの生涯は、まさに一つの「フランス現代史」である。

4月17日公開作品

ウディ・アレンの夢と犯罪

ウディ・アレン監督による、『マッチポイント』、『タロットカード殺人事件』に続く「ロンドン3部作」の最終章。

ユアン・マクレガ―とコリン・ファレルが共演。

4月24日公開作品

月に囚われた男

ダンカン・ジョーンズ監督の長編映画デビューとなる作品である。 サム・ロックウェル主演。

邦画も気になる作品がありますが。。。。。とりあえず駆け足で紹介しました。さて今月はいくつ観れるか?

 

 

 

 

 

 

 


 

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