ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

夜の国道で見た島木譲二似の男

2005年07月06日 | ネタをたずねて三千里


 さてわたくし、先日の土曜の夜も某ライブハウスで演奏いたしました。
 土曜の深夜の国道では、異常に元気の良い運転をする車(^^;)よく見かけます。
 昨夜の帰りもそんな車を何台も見かけました。


 もう何年も前のある土曜日の夜。
 ライブで演奏しての帰り道でした。
 演奏の後って、脳味噌が興奮状態に陥ったままであることがしょっちゅうあります。
 そしてその夜がまさにそういう状態だったんだなぁ・・・


 交通量の多い国道の信号待ちで、ふとバックミラーで後ろを見ると、いわゆる3ナンバーの車が真後ろにピッタリとつけている。
 運転席には、ドスのきいたヤバそうな顔つきの男がいたんですね。
 いわば「絶対に笑わない島木譲二」とでも言いますか。。。


 「チェッ、めんどくさいなあ
 これがその時の正直なぼくの心の声です。
 だって、夜中の国道にイカツイ島木譲二顔ですよ?
 全然嬉しくありません。


 信号が青になりました。
 しかしその3ナンバーは車間距離をほとんど空けずぼくに付いてくる。
 ほんと鬱陶しい。
 余談ですが、鬱陶しい、と漢字で書くとほんとに鬱陶しく感じますよね。(-_-;)


 で、関わり合いになりたくない、と咄嗟に思ったぼくは、こいつから離れたいがためにアクセルを踏み込んだ。
 みるみるヤツとの距離が開く。
 あ~やれやれ


 と思ったその瞬間、ぼくの車の中にどこからともなく赤いランプが。。。
 そいつはまるでぼくの周りを回るように右から左へ、右から左へ…


      赤いランプ?

      終列車ではなくて?(古・・・
    
      夜の国道に?


 春日八郎先生の名曲のタイトルが頭をよぎること自体、ぼくは何が起きたかまったく分かっていなかったと言えるでしょう。


 そうです、これがあの有名な、覆面パトだったんですね。


 わたくし、ついに生まれて初めての「免停」を頂戴いたしました。
 キップを切りながら、警官のひとりが
 「ほんとうは40キロ以上のスピード違反だったけど、レーダーは37キロオーバーで感知しとるから、それでええよ」と親切に教えてくれましたが、嬉しいんだか悔しいんだかよく分からないフクザツな気分でした・・・

 
 そもそも土曜の深夜にコワイ顔して人の車の真後ろに密着しないでほしい 



コメント
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