ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

三人目はナスビ!?

2005年07月29日 | ネタをたずねて三千里

                                 ナス。「ナス」で検索したら「ビーナス」まで引っかかる。美茄子(笑)。



 「ワタシってぇ~、天然なのぉ~」

 と、臆面もなく口にするアホな女を見かけることがあります。



 自分で自分のことを宣伝する奴に

 ロクなのがいないことは周知の事実ですが、

 とくに自分のことを「天然だ」などとホザく女は、

 暗に「わたしってカワイイのよ」と

 アピールしているのと意味が同じである場合が多いので、

 正座させてセッキョウしてやりたくなります。


「天然ボケ」と「馬鹿」は別物なんですよ。

          



 しかしですね、

 天然ボケとアホな性分が合体したような実例を

 ぼくは知っています。

 これがまた血を分けた従妹ときてるんだから…

 このふたつを合わせると、オソロシイというか、もう無敵。



 親戚で赤ちゃんが産まれた夫婦がおりまして。

 三人目のお子なんですけど。

 そのオソロシイ従妹とともに、
 
 お見舞い、というか、お祝いに行ったわけですよ。



 従妹、赤ちゃんを見るなり

 「まあカワイイ~~

 脳内は蒸してますけど、子供好きのかわいい奴なんです、根は。

 でも、
 
 「この赤ちゃんかわいくないですね」


 などと口走る人にもそうはお目にかかれないですけどね。



 ところが、「抱っこさせてぇ~」と赤ちゃんをそっと抱きながら、

 「とっても小ざかしい顔してるねぇ~」


 続けて口から出てきた彼女のその言葉に、

 思わずその場にいたみんなはポカ~ン。

  (゜Д゜)

 あの~、それ、褒め言葉になってない…

【註:こざかしい[小《賢しい](形)能力や誠実みが伴わないのに、口だけはうまい様子。三省堂・新明解国語辞典より】



 賢こそう、というつもりだったのか、もしかして…

 だいたい、口のうまい新生児、ってなんやねん、それ…

 さらに追い討ち。

「一姫二太郎三ナスビ、って言うもんね。良かったね」


        おいおい…


 それを言うなら「一富士二鷹三ナスビ」だろう、と。

 もしくは「一姫二太郎」ではないか、と。

 いったい何がどう良かったんだ!? ( ̄ロ ̄;)

 予想外の攻撃を受けたお母さん、しばし魂が抜けていた。


 
 恥ずかしい、というより、恐ろしささえ感じた一瞬だった(笑)。




コメント (10)
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