箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

失敗を認める

2018年06月03日 08時37分04秒 | 教育・子育てあれこれ



物事には失敗がつきものです。

失敗は認めなければなりません。

たしかに、間違いを認めるときには、悔しいと思うことがあります。

私も含めてそうだと思うのですが、多くの人が失敗の原因を別のところに求めたり、求めたくなります。

言い訳の一つもしたくなります。

でも、言い訳しても、自分のミスでないとして言っても、失敗の事実はなくなりません。

それどころか、よくないやり方や方法にこだわることで、ダメージがますます広がります。

その方が、大きな失敗になります。

そこで、まずは自分な失敗を認めることで、なにが間違いだったかかわかるようになります。

間違いや問題点が見えてくれば、解決方法も見えてくるでしょう。

こんな言葉があります。

過(あやま)ちて改めざる。これを過ちと謂(い)う。

最近、スポーツ界にしても、政界にしても、謝らない人が目立ちます。

三中生が、このようなできごとをどのようににとらえ、どう感じているかが、気になります。

中学生の気持ちはまっすぐです。

「どうせ大人って・・・」と思ってほしくはないのですが。