最近の学校の教員と接して思うのは、教育への情熱をもって教員になったのですが、時代にあらがい、教育実践を切り開いていくことに乏しいということです。
「こんな教育をしたい」と熱心に取り組むというよりは、与えられたワク内で仕事を完結させようとする傾向があると思います。
夢をもち、無理といわれることでも可能にしようとするバイタリティはあまり感じません。
教員を含め今の若い世代の人たちは、総じて個人差はありますが、「認めてほしい」という欲求(承認を求める欲求)が強いのでないかと思います。
これは、自分が望んでいるように、まわりの人が認めてくれないという経験が関係しているのかもしれません。
その意味で、努力しても周りが認めてくれないという不満をもちます。
また、「努力しても報われない」と感じている人がいます。それは一面では真実だと思います。
でも、世界の偉人は「報われるまで続けるのが努力である」といいます。
何かを犠牲にして、他者より努力しないと夢は叶わないのでしょう。
とくに学校の教師の態度は、生徒に影響を与え、感化します。
学校の教師こそ、夢に向かい努力する人であってほしいと思います。