児童生徒にとって、必要となる授業が「わかりやすい授業」であるというのは、いつの時代でも同じだと思います。
では、このわかりやすい授業について、教員と児童生徒の間で共通理解がなされているでしょうか。
授業者がひたすら話し続け、児童生徒がうなずき、疑問を感じることなく、納得して授業が終わる。
それがわかりやすい授業でしょうか。
授業の本質は、児童生徒のもつ「問い」です。
「なんで」「どうして」「本当なの」と感じることから問いが生まれます。
その問いから課題ができ、その課題を解決していく中で、理解が深まる。
それがわかりやすい授業であるというのは、今の授業では当たり前になっています。
中学校でなら、教科担当の教師はその教科のプロです。
生徒に考えさせたい問いが生まれ、生徒が自分で考えを深めることができる。
そのためにどんな発問を入れ込むことができるか。
そして、自分ごととして、課題を解決するために、いかにクラスメートとつながり、考えを深めていくか。
そのような授業が必要不可欠な時代です。
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