大阪にはピース大阪という戦争博物館があります。
1991(平成3)年に平和のまち大阪の実現をめざし、大阪府民・市民の協力のもと、世界平和に貢献することを目的に開館しました。
私は自分の研修として、また中学生を引率して、何度か訪れました。
戦後76年を迎え、戦後に生まれた人が多くなり、戦争の記憶を風化させることなく、次の世代に戦争の悲惨さと、平和の大切さを伝えていくのがピース大阪の役割です。
展示はおもに「大阪空襲」の写真や映像を取り扱っています。
次世代の子どもたちが、大阪で起こった空襲の実相を知り、戦争の悲惨さ、戦争の背景を理解するよう配慮されています。
訪れた子どもたちにより、大阪の人びとの戦争の歴史は思い起こされ、語り直されることで、新しい世代が過去に目を開く羅針盤になります。
今年でちょうど30周年を迎えます。
9月12日(日)には、開館30年を記念し、橋爪紳也さんの講演があり、大阪の歴史とともにピースおおさかの歩みをふりかえります。
また相愛学園の平和コンサートも行います。
自分につながる歴史を見直したい。ピース大阪の役割はますます大きくなります。
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