箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

産まれたあの日に立ち戻る

2021年08月09日 06時44分00秒 | 教育・子育てあれこれ
加藤登紀子さんの曲に、「君が生まれたあの日」(2011年)があります。


君が生まれたあの日 僕は君に手紙を書いた
窓の外は吹雪 寒い朝だった

白い空を見上げて 僕は言葉をさがした
あふれる想いそれは うれしさと何故か涙

強くなくてもいい 熱い心を持て
幸せばかり追いかけるな 思いきり今日を生きてゆけ

初めて歩いたあの日 僕は思わず祈った
小さな手を離して 君を見守りながら

運のいいやつになれ 太陽を味方にして
誰も君を守れない 君だけの人生だから

時の流れがいつの間にか 君を大人にしてゆくだろう
急がずに恐れずに つまずきながら歩いてゆけ

二十歳になった今日 贈る言葉が見つからない
静かに盃を上げて 君を送り出そう

海はあまりに広く 舟はちっぽけだ
風をいっぱい帆に受けて 外海へひとり出てゆけ

時の流れがいつの間にか 君を大人にしてゆくだろう
急がずに恐れずに つまずきながら歩いてゆけ
急がずに恐れずに つまずいても歩いてゆけ




子育てで、子どもが大きくなるにしたがい、

「もっとうまくなったら」

「もっと勉強ができたら」

「もっと器量よしになったら」

欲が出てきます。


人は自分が生まれた日のことやわが子を産んだ日のことを思い出すようにすれば、人生の大切な節目に想いを馳せることができるのではないでしょうか。

子も親も、しんどいときには生まれたあの日に戻るのがいいのです。

多くの人は、赤ちゃんが産まれた日の喜びを感じます。
でも、多くの人はその喜びを忘れてしまいます。

だから、ときには、赤ちゃんが産まれたあの日にたち戻ってみるのがいいのです。


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