教師の仕事は、ある意味で、児童生徒に対して、アウトプットすることが多いという性格をもっています。
もちろん、いまの時代では、教師は「教える」というよりは、子どもの学習を促進する役目が重視されます。
とはいえ、教師はやはり、アウトプットすることの多い仕事です。
そうなると、インプットをしっかりしておかないと、児童生徒は「からっぽ」の人から学ぶことになってしまいます。
その点で、いまよく言われている「リカレント教育」の対象には、学校の教師も含まれるのです。
また、「リスキリング」は、新しいことを学び、新しいスキルを身につけ、新しい業務に役立てることで、企業から社員への「投資」です。
学校の教師にも本人任せにするのではなく、人事を扱う教育行政もリスキリングの機会を設けるべきです。
常に学び続ける意欲と態度は、いまの教師にいちばん必要な資質です。
ただ、教師の多忙解消の目的で、働き方改革を推進する時代の中で、常に学び続ける時間をどう確保するかが課題になります。
のんべんだらりと時間を過ごすのではなく、いかに有効的に過ごすか、これは教師一人ひとりの工夫になります。
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