コンビニは、アメリカで規模の小さい店が高い売り上げを上げている例をまねて、1974年に日本でセブンイレブンの1号店が東京豊洲で開店されたのが発祥とされています。
それから50年間で、コンビニは日本で独自の発展を遂げてきました。
当時、夕方になると閉店していた小売店がほとんどでしたが、コンビニは深夜まで開いていました。
しばらくして24時間営業が珍しくなくなったのでした。
遅くなっても、「開いていてよかった」と利用客は喜びました。
そもそもアメリカでのコンビニは、日用品で不足している品を買い足す役割を持った店でした。
しかし、日本では生活日常品を揃える店として発展してきたのでした。
かなり高齢と思われる地域の、ひとり暮らしをしていそうなおじいさんが食料品を買いにこられているを見かけることもあります。
現在まで、順調に店舗数も増え、売り上げも伸びてきました。
2023年には、過去最高売り上げを記録しました。
ところが、今後はどうなるかといえば、店舗数は飽和状態です。
もちろん地方に行けばまだコンビニが地域の近くにないとか、遠い場所にしかない場合もあります。
でも、昨今の働き手不足が影響し、年中無休、24時間営業では立ち行かなくなってきています。
消費者は利便性を享受してきましたが、今後は過重労働というオーナーをはじめとする店舗側の犠牲の上に成り立つビジネススタイルは限界を迎えるでしょう。
時代も変わり、コンビニは持続が可能な経営スタイルが求められています。
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