箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

しつけと称して

2020年03月30日 07時27分00秒 | 教育・子育てあれこれ
 
 
 
 
 
昨年兵庫県内の高校の部活で、体罰が行われ、生徒がケガをしたと報じられました。
 
いまどき、生徒を殴る蹴るという体罰がまだおこなわれているのです。
 
 
しつけと言って親がわが子に暴力をふるう事件が頻発しています。
 
東京都では一昨年の3月に、女の子が親からの虐待でなくなりました。
 
大阪府箕面市で、3年前、幼い子が虐待で亡くなりました。
 
そこで、政府は児童福祉法と児童虐待防止法を改正して、体罰禁止を閣議決定しました。
 
改正案では、親権をもつ人が体罰をしてはならないことを明記しています。
 
ただし、学校での体罰と親による暴力は似ているようで、性質が、若干異なります。
 
学校での問題は、法で裁けばいいのですが、家庭の問題に法が入るのは、難しい側面があります。
 
しかし、よしにつけ悪しきにつけ、家庭の問題に法が関与せざるをえない今日的現状があります。
 
しつけと称する虐待は、ここまで深刻になってきているということです。
 



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