「失敗から学ぶ」とよく言います。
いまの子どもたちには、失敗をおそれチャレンジを避けることが多いという傾向が強く出ています。
社会人になると、予想していなかったことが起こったり、困難に直面することがあります。
それが、仕事に結びつく場合が多く、多くの人が目の前に起きている事態に対応することが精一杯です。
何かを学ぶ余裕などありません。
ですから、失敗をから学ぶのは、その対応が終わり、しばらくしていろいろ考えた時にできるのです。
あとになって考えると、じつは「あの失敗があったからこそ、今がこのようになっている、こうつながっている」と、失敗に意味を見いだすのです。
変化が大きく、激しい、いまの時代では、未来や将来は描きにくくなっています。
終身雇用制がいきていた過去の時代なら、一つの企業に定年退職までの未来・将来を描くことができました。
でも、それができない今、未来・将来は今と連続していないのです。
だだ、それは視点をかえれば、自分の未来や将来には、思わぬ可能性と多くの選択肢があるという見方ができます。
だから、感情に流されず、なぜその可能性にかけるのか、その選択をするのかを冷静に考えるならば、失敗をおそれずチャレンジすることでしょう。
取り返しのつかないほどの大きな失敗でないかぎり、大したことではないのです。
たくさんの失敗を積み重ね、失敗から学ぶことを、次世代を担う子どもたちにも伝えていきたいのです。
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