仕事をしていると、新しい仕事が舞い込んでくることがあります。
しかし、その仕事は自分には合わないと本人が思うことがあります。
そこで、その仕事を断るかどうかという選択が出てきます。
そのとき、思うのは引き受けるべきだと、わたしは思います。
なぜなら、運というものは真正面からは来ないことが多いのです。
斜めから、あるいは真後ろから来るのです。
「イヤです」という言葉には、運はついてこないですが、「イヤだけど、やってみようか」に運はついてくるのです。
わたしは教員で授業をしていましたが、教頭・校長を長い間勤めていたとき、学校運営や学校経営に力点を置くことになり、もう授業は持たないだろうと思っていました。
そのとき、「大学で教員志望の学生に授業をしないか」と言われた時、あまり気は向かなかったのですが、定年退職後に兼業でやり始めました。
そうすると、生徒に長年やってきた授業の感覚が蘇ってきて、自分がイキイキしているのを実感しました。
4月からは、大学生への講義に注力するよう切り替える予定です。
人への運は真正面からはやってこないので、縁だと思って引き受けることが大事なのだと思います。
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