学校にはたくさんの生徒がいて、積極的な子もいれば、消極的な子もいます。
おしゃべりな子がいる一方で無口な子もいます。
楽天的な子もいますが、悲観的な子もいます。
人の性格や人となりについては、過去に教育心理学の研究者が、その研究を発表しています。
分析心理学の開祖と言われるユングは、
人の心の働きは意識をコントロールすることであり、認識していない無意識の働きが大きく影響するという研究をしました。
また、フロイトは人間の心のモデルは意識、前意識、無意識の三層構造であると主張しました。
人の性格は、一人ひとり違っていて、かえられないし、変える必要もないのだと思います。
本来の性格をかえようとしてねじまげると、かえって不自然になります。
わたしは教職を通して、生徒がそのような性格に生まれた、あるいは育ったことには意味があるという考えにいたりました。
無理に性格を変えようとせず、そのままの、ありのままの自分でいることが、自分を解放することになるのだと、いまは考えています。
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