新年を迎えました。謹賀新年。
大雪の中で新年を迎えた地方もあります。
ただ、大阪北部では大晦日から雪が降りましたが、数十年前と比較すると、大きな積雪にはならず、うちの庭もほんのりと積もる程度でした。
子どもの頃から同じところに住んでいますので、温暖化の影響をわたしは肌で感じます。
思えば、私たちが日々暮らしていく中で、環境との関係が今ほど問われてくる時代はなかったのかもしれません。
温室効果ガスを減らすことに世界の課題になっています。
「気候変動に具体的な対策を」は持続可能な開発目標(SDGs)の一つです。
ただし、温室効果ガスは逆にあんまり少なすぎてもよくないのです。
過ぎたるは及ばざるが如しなのです。
まったく温室効果ガスがないならば、太陽光がもたらす熱が逃げてしまいます。
そうなると、地球の平均気温は氷点下より大幅に下がってしまうといわれます。
ものごとはたいていの場合、多すぎても少なすぎてもよくなく、適度が大事なのでしょう。
最近、日本では魚が採れなくなったという知らせをよく聞きます。
自然からの恩恵をいただかないと人間の社会は成り立ちません。
だが、乱暴に、乱獲を慎み、適度にさじ加減をしながらやるならば、自然もそれに応えてくれます。
自然と人間が共生していくのです。
人間と自然のよい関係も長続きさせることができます。
「持続可能な開発」に取り組むのはとくに、これからの約10年間たらずの課題であり、今年のキーワードは「適度に」とか「度を過ぎない程度に」なるのだと展望します。
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