久しぶりに、アンディ宮本(サックス奏者)のライブに名古屋(Rosemary Hartにて)まで行ってきました。
今回のプログラムは、ピアノとのコラボで映画音楽特集とか。
・エンターティナー(「スティング」より)
・戦場のメリークリスマス
・おはがり
・人生のメリーゴーランド(「ハウルの動く城」より)
・コウノドリテーマ(ピアノソロ)
・Battle Without Honor Or Humanity(saxソロ)
・サザエさん(saxソロ)
・My one and only love
・shape of may heart
・インスピレーション(「鬼平犯科帳」より)
・another day of sun
・マジック?(アンディによる)
・木蓮の涙(アンコール曲)
素敵な音色に酔いしれて、素敵な夜を過ごすことができました。
(注:アルコール摂取はしてませ~ん)
ところで、今回演奏された中の1曲「おはがり」。
NHKBSプレミアム「新日本風土記」のテーマソングとか。
心惹かれるものがあり、早速調べてみました。
「あはがり」とは、奄美の島言葉で「すべてがあかるい」という意味。
奄美の島唄は、口伝で伝えられてきたもので、私たちが知っているような「歌」とか「曲」のような、定まった形とは違い、伝えられているのは、いくつもの歌詞のフレーズと、いくつものメロディのフレーズがある。
作詞・歌:朝崎郁恵(1935年、鹿児島県奄美・加計呂麻(カケロマ)島生まれ。奄美諸島で古くから唄い継がれてきた奄美島唄の唄者(ウタシャ)。)
曲 :沖縄民謡
浮世・・・仮島に何時(いてぃ)がでぃむ 居らりゅむぃ
情けあれいよ 仮那(かな)くぬ世ば うさむぃれぃがでぃ
節や水車めぐりあわそ
てぃきぬあはがりし たましゃうどぅてい
いきしゃん くとぅあてぃむ 天と大地や
てぃきぬあはがりし たましゃうどぅてい
(意訳)
この世は神様からいただいた仮の世
いつまで留まっていられましょうか
命を敬い 生きていきなさい
この世の生をなし終えるまで
時は巡る 水車のように だからまた巡り会える
月明かりの下で 人々は喜び 魂が踊り明かす
どのようなことがあろうとも 天と大地の間
月明かりの下で 人々は喜び 魂が踊り明かす
(以上、インターネット調べ)
アンディ
素敵な「秋の夜長の演奏会」ありがとう
サックスの調子が今一つだということでしたが…。
思いがけず、プログラムに大好きな曲が何曲も入っていたり、素敵な曲に出会いたりと、大きな収穫がありました。
サックスとピアノの素敵な音色に酔いしれましたよ~
mezoさんへ
先日(10/18)のマイブログへの早速のコメントありがとうございます。
以前から俳句の季語を今の四季にてらしての「ずれ」が気になっていたので、mezoさんの言葉に刺激を受けて調べてみることにしました。
■季語と旧暦
・季語は昔使われていた旧暦(太陰暦、陰暦)をもとに分類されています。旧暦は月の満ち欠けによって日を決め、満月の日を十五日とした昔の暦です。現在採用されている新暦(太陽暦、陽暦)は地球が太陽の周りを一周する時間、365日を一年とするもので、明治六年(1873年)に採用されました。
・「立春」とは「春の始まる日」という意味で、旧暦で立春は一月の初めにあたりましたから、春の始まりの月は一月です。同様に夏は立夏を迎える四月から、秋は立秋を迎える七月から、冬は立冬を迎える十月からということになります。
※旧暦での立春は約30年に一度だけ旧暦1月1日と重なるが、ほとんどの年は元旦と重ならない。
・ちなみに新暦では立春が二月四日ごろ、立夏は五月六日ごろ、立秋は八月八日ごろ、立冬は十一月八日ごろですから、旧暦と違い春は二月から、夏は立夏を迎える五月から、秋は立秋を迎える八月から、冬は立冬を迎える十一月からとなります。
・ただし、厳密には立春の前日である節分(2月3日頃)までが冬であり、「節分」は冬の季語となります。以下、立夏の前日である5月4日頃までが春、立秋の前日である8月6日頃までが夏、立冬の前日である11月6日頃までが秋です。梅雨が明けて間もなく小学生たちは夏休みに入り、気候的には夏の盛りを迎えるわけですが、夏休みの中頃(8月7日頃)にはもう暦のうえでの秋を迎えることになります。
・俳句の季語は旧暦をもとに分類されており、新暦とは約1か月のズレ(遅れ)がありますから、今の感覚ではとらえにくいものがあり、注意が必要です。たとえば「七夕」は七月の行事ですが、旧暦では七月は秋の始まりの月でしたから、秋の季語となります。
・同じ春の季語でも「元旦」や「初夢」などと「茶つみ」や「八十八夜」などとは三か月近くも時期が離れており、陽気に相当の差があります。「梅」の花も「桜」の花に先立って咲きますから、季節の移ろいをも念頭に季語の学習を進めるとよいでしょう。
(インターネット調べ)
という訳で、旧暦と新暦(現代)の差から「ずれ」が生じているようです。
この所続いている異常気象からこの「ずれ」は年々大きくなっていくのでは…
先日のニュースのように、秋に桜が咲いちゃったりして…
どちらにしても、古くからの決まり事を変えるということは、中々難しいのでしょうねえ。
俳句の季語だけではなく、あちこちで現代との「ずれ」が生じてきているような気がします。
過渡期なのでしょうか
余談ですが、以前「夕焼け」を題材に短歌にしたことを思い出しました。
夕焼けに わが身を重ね あざあざと
老いし時経て 朝焼けを待つ (2006.11.22 Mrs.modest詠む)