4/6 8:42 撮影
ようやく、一輪の花が開花しました。
「春雨に 争ひかねて 我が宿の 桜の花は 咲きそめにけり」(よみ人知らず・万葉集)
春雨が急かすように降るので、我が家の桜の花が咲き始めました。
これから、我が家の盆栽桜の観察日記をアップして行こうと思います。
ようやく、花芽からピンク色の花弁を覗かせてくれました。
「願わくば 花の下にて 春死なむ その如月の 望月の頃」(西行法師)
願いが叶うならば、桜の下で春に死にたい。
草木の萌え出ずる如月(陰暦二月)の満月の頃がいい。
上画像は、我が家の盆栽旭山桜です。
ようやく花のつぼみがほころんできました。
もう直ぐ開花宣言できると思います。
その時は、マイブログにアップさせていただきますので、お待ちを~
なので、今朝(2017.04.02 8:44)友人から送られてきた満開の桜画像をご紹介します。
「世の中に たえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」右馬頭(伊勢物語 在原業平)
世の中に桜と云うものがなかったなら、春になっても、咲くのを待ちどおしがったり、散るのを惜しんだりすることもなく、のんびりした気持ちでいられるだろうに。
これには有名な反歌があり
「散ればこそ いとど桜はめでたけれ 憂き世になにか久しかるべき」
(桜は惜しまれて散るからこそ素晴らしいのだ。世に永遠なるものは何もない)というもの。
皆さんためになりました