緑の、東京ブログ

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

11月の霞が関:虎ノ門交差点から財務省前まで PART1

2013年11月01日 12時03分55秒 | 皇居周辺・城西


11月上旬の休日、東京地下鉄銀座線の虎ノ門駅へやってきました。これから日本の政治行政の中枢、霞が関の中央省庁街や国会議事堂周辺を散策してみます。この日は雲一つない快晴の天候で、気温も低く空気が大変綺麗でした。




銀座線虎ノ門駅の1番出口から日比谷方向を眺めると巨大な高層ビルが一棟建っているのが見えます。2003年に竣工した「大同生命保険霞が関ビル」で、東京と大阪の2本社体制である大同生命保険の東京の本拠地となっています。経済産業省本庁舎の南側に建っています。




外堀通りを散策して、外堀通りと桜田通り(国道1号線)が交差している「虎ノ門交差点」へ向かいます。日本最初の超高層ビルとして1968年に竣工した地上36階、高さ147メートルの「霞が関ビル」が正面に見えます。外堀通りは非常に交通量が多かったです。




虎ノ門交差点から「霞が関コモンゲート」の高層ビル群の全景を見上げて撮影しました。霞が関コモンゲートは旧文部科学省、会計検査院庁舎跡地の再開発事業の地区名称であり、2007年6月末に全ての建物が竣工しました。




霞が関コモンゲートは「中央合同庁舎第7号館」と呼ばれる高さ156、175メートルの高層ツインタワーと、旧文部省庁舎によって構成されています。




虎ノ門交差点から霞が関の中央省庁街の中を散策していきます。桜田通り(国道1号線)の歩道を桜田門へ向かって歩き、財務省前へ向かいます。虎ノ門交差点前では、共同溝の地下空間を有効活用した地下歩道が建設中でした。




虎ノ門交差点の全景を撮影しました。この交差点の真下で東京地下鉄銀座線(外堀通り)と、日比谷線(桜田通り)が交差しています。銀座線には虎ノ門駅が設置されていますが、日比谷線には駅が設置されていません。日比谷線の場合は数百メートル北側に霞が関駅が既にあるので、大丈夫なのでしょう。




普段平日だと東京都心部から神谷町・麻布方向へ伸びる桜田通り(国道1号線)は交通量が多いのですが、この日は休日だったので人通りだけでなく車もほとんど通っていませんでした。




霞が関の中央官衙地区において、旧文部科学省庁舎および会計検査院庁舎を一体的に合同庁舎化する事業である『中央合同庁舎第7号館整備等事業』と、独立行政法人都市再生機構が行なう『霞が関三丁目南地区第一種市街地再開発事業』とを併行して行う大規模プロジェクトだったのです。




皇居前広場周辺などは観光地になっているので休日では多くの人々で賑わいますが、一つ離れた位置にある中央省庁が密集している官庁街である霞が関周辺は、見事なまでに人の姿がなく閑散としています。




しばらく桜田通りを歩いていると、前方に「財務省庁舎」が見えてきました。数ある日本の行政機関の中でも、トップの地位に君臨する財務省ですが、財務省庁舎そのものは周囲の他庁舎の建物と比較すると地味目なデザインなのが意外ですね。現在の財務省本庁舎は昭和9年(1934年)に竣工したものです。




「財務省」は2001年(平成13年)1月の中央省庁再編において、大蔵省の廃止に伴い、その後継省として新設されました。健全な財政の確保、適正かつ公平な課税の実現、税関業務の適正な運営、国庫の適正な管理、通貨に対する信頼の維持及び外国為替の安定の確保を図ることを任務としています。




霞が関コモンゲートの「中央合同庁舎第7号館・東館」の高層ビルを見上げて撮影しました。この高層ビルはTBSドラマ「半沢直樹」の中で、金融庁検査官の黒崎駿一が所属している金融庁のロケ地として登場しました。




東館と旧文部省庁舎は官庁施設のみが存在し(文部科学省・会計検査院などが入居)、西館は下層部が官庁スペース(金融庁が入居)で、上層部が民間取得床となっています。




振り返って虎ノ門交差点方向を撮影しました。虎ノ門界隈の外堀通り沿いも高層ビルが密集しているエリアであることが解ります。




片側4車線を誇る桜田通り(国道1号線)も閑散としています。




霞が関コモンゲートの一部である「旧文部省庁舎」を撮影しました。この建物は昭和7年(1932年)に竣工した歴史ある建物で、2008年に文部科学省が隣接している中央合同庁舎7号館(霞が関コモンゲート東館)に移転後は文化庁などが使用しています。



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