緑の、東京ブログ

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!! ※ブログタイトルを変更しました。

三井不動産 東京ミッドタウン日比谷の進捗状況 2018年2月8日

2018年02月20日 06時00分00秒 | 再開発・千代田区


(仮称)新日比谷プロジェクト:工事進捗率99% 2018年2月8日
千代田区有楽町一丁目地区の日比谷三井ビルと三信ビル跡地の再開発工事「(仮称)新日比谷プロジェクト」です。JR有楽町駅や地下鉄日比谷駅周辺の繁華街にほど近く、日比谷公園の広大な緑地帯や霞が関の中央省庁街のすぐそばにある大規模な再開発計画となっています。2014年12月19日の国家戦略特区諮問会議で、「(仮称)新日比谷プロジェクト」は国家戦略特別区域として事業計画認定を受けました。都市再生特措法に基づく特例や金融・税制上の措置が受けられることになります。国家戦略特別区域、通称「国家戦略特区」とは、地域を絞って、そのエリア内に限り従来の規制を大幅に緩めて外国企業を誘致する計画のことです。また、この区域は「解雇ルール」、「労働時間法制」、「有期雇用制度」の3点の見直しを対象としています。

再開発計画の概要
2013年12月6日、三井不動産は東京・日比谷地区で進めている「(仮称)新日比谷プロジェクト」が都市計画決定したと発表しました。既存の建物2棟の跡地に、高さ約192メートルの超高層複合ビルを建設します。合わせて、周辺地区や地下鉄駅をつなぐ約4000㎡の広場空間「(仮称)日比谷ゲートプラザ」も整備します。新たに整備する広場空間に、映画や演劇などの国際的なエンターテインメントイベントを誘致する予定だとしています。同社はこのプロジェクトを、日本橋地区の再開発に続く都心型スマートシティの第2弾と位置付けていて、2017年度に竣工する予定となっています。

正式名称が「東京ミッドタウン日比谷」に決定する
そして2017年9月4日、三井不動産のプレスリリースによって、再開発施設の正式名称が「東京ミッドタウン日比谷」に決定したと発表されました。2007年3月に赤坂地区に開業した東京ミッドタウンに引き続き、2つ目の東京ミッドタウンとなります。建物群自体の竣工は2018年2月1日、そして2018年3月29日の開業が予定されていて、低層階部分の商業施設には“THE PREMIUM TIME, HIBIYA”をコンセプトとした、日比谷ならではの上質な時間や体験を提供する約60店舗が入ることになります。

地下1階と1~3階、6~7階は商業フロアとなる予定で、カフェやアパレルブランドなど、前述の通り60店舗が出店します。4~5階は11スクリーン・約2300席の映画館「TOHOシネマズ日比谷」、8階は会議室、9~10階はビジネス向けフリースペースやロビー、11~35階はオフィスとなります。

本件プロジェクトの特徴と都市再生への貢献内容
周辺地区や地下鉄駅をつなぐ歩行者中心の基盤整備
1.まちの賑わいの核となる広場空間「(仮称)日比谷ゲートプラザ」(約4000㎡)の創出
2.日比谷線と千代田線の「日比谷」駅をつなぐバリアフリー動線と地下広場(約1200㎡)の整備

国際競争力を高める都市機能の導入
1.新産業の創出を支援する「(仮称)日比谷ビジネス連携拠点」(約2000㎡)の整備
2.周辺施設と連携した「(仮称)日比谷文化発信拠点」の整備

防災機能の強化と環境負荷低減
1.帰宅困難者支援機能(千代田区最大級となる約5000㎡の一時滞在施設、備蓄倉庫の整備など)の導入
2.高効率で自立性の高いエネルギーシステムの導入、隣接する千代田区の広場に非常時の電力供給
3.環境負荷低減への取り組み(省エネ設備や技術の採用、DHCサブプラントの導入など)
4.日比谷公園と連続する緑化空間の整備(地上、屋上合わせて約2000㎡の緑化、緑化率約40%)


日比谷交差点側から見た外観イメージパースです。


(仮称)日比谷ゲートプラザのイメージパースです。


(仮称)日比谷ゲートプラザは再開発敷地の北側に整備されます。


日比谷線と千代田線「日比谷」駅の2駅間をつなぐ地下バリアフリー動線を整備するとともに、地上へのエレベーターを2基新設し、利便性の向上を図ります。


地下鉄2駅をつなぐ「地下広場」の両側には賑わい施設を設置し、明るく利便性の高い空間を創出します。


天候に左右されず、また映像や音響を使用する多様なイベントに対応できる室内のイベント空間として3層吹抜の(仮称)プロモーションアトリウム(約800㎡)を整備します。


建物6階の屋外部分は、日比谷公園を見晴らす「(仮称)日比谷テラス」として一般に開放し、カフェなどを併設した居心地の良い屋上広場空間を整備します。

「(仮称)新日比谷プロジェクト」概要
計画地 東京都千代田区有楽町一丁目1番ほか
交通 東京メトロ日比谷線「日比谷」駅、千代田線「日比谷」駅 直結
    都営地下鉄三田線「日比谷」駅 直結
    JR山手線、京浜東北線「有楽町」駅 徒歩5分
    東京メトロ丸ノ内線、日比谷線、銀座線「銀座」駅直結(徒歩5分)
主要用途 事務所、店舗、文化交流施設、産業支援施設、駐車場等
敷地面積 約10700平方メートル
延床面積 約189000平方メートル
階数 地上35階、地下4階、PH1階
最高高さ 約192m
設計
マスターデザインアーキテクト ホプキンスアーキテクツ
都市計画・基本設計・デザイン監修 株式会社日建設計
実施設計・監理 KAJIMA DESIGN
施工 鹿島建設株式会社
スケジュール(予定) 2015年1月28日(着工) 2018年1月末(竣工予定)

ニュースリリース:ケンプラッツによる建築・住宅ニュース 2013年12月6日
4000平方メートル広場も創出、日比谷再開発が都市計画決定
プレスリリース:三井不動産発表の報道資料 2013年12月6日
都心型スマートシティ第2弾 ~日比谷地区を東京の新たなビジネス・文化交流・発信拠点に~「(仮称)新日比谷プロジェクト」都市計画決定 2017年度完成予定
プレスリリース:国土交通省都市局発表の報道資料 2014年12月22日
都市再生特別措置法に基づく民間都市再生事業計画の認定について ((仮称)新日比谷プロジェクト)
プレスリリース:三井不動産発表の報道資料 2017年9月4日
「(仮称)新日比谷プロジェクト」の名称が「東京ミッドタウン日比谷」に決定 上質な体験価値を提供する約60の店舗が2018年3月29日にオープン
~未来志向の新たな体験や価値が日比谷で花開く~

プレスリリース:三井不動産株式会社の報道資料 2018年1月30日
「東京ミッドタウン日比谷」2月1日竣工新産業創出を支援するビジネス連携拠点「BASE Q」が誕生 ~三井不動産・電通・EY Japan※が連携し「(仮称)オープンイノベーションプログラム」を提供~
観劇の街・日比谷の魅力を発信する「Hibiya Festival」開催決定! ~オープニングショーとシンボルオブジェは宮本亜門氏がプロデュース~




日比谷通りの「馬場先門交差点」前から撮影した「東京ミッドタウン日比谷・日比谷三井タワー」の高層オフィスビルです。2018年3月29日の開業に向けて、2カ月を切っています。




日比谷通りの歩道を南側へ向かって歩き、日比谷交差点の横断歩道を渡っていきます。日比谷交差点前から、北西側から「日比谷三井タワー」の高層オフィスビルの低層階部分の全景を撮影しました。




南西側から「日比谷三井タワー」の高層オフィスビルの低層階部分の全景を撮影しました。再開発工事区画内に建っていた「三信ビルディング」の外観デザインを模したものとなっています。




日比谷公園の緑地帯の「日比谷門」前にやってきました。南西側から「日比谷三井タワー」の高層オフィスビルの全景を撮影しました。地上35階・地下4階建て、高さ192メートルの規模の建物となっています。




日本生命日比谷ビル(日生劇場ビル)前の横断歩道を渡って、「東京ミッドタウン日比谷」の敷地の南西角前にやってきました。これから日比谷通りの歩道を北側へ向かって歩いていきます。




敷地内の一角には「東京ミッドタウン日比谷」の案内板が設置されていました。




東京ミッドタウン日比谷の敷地西側を通っている、日比谷通りの歩道を北側(日比谷交差点側)へ向かって歩いていきます。




日比谷三井タワーの高層オフィスビルの敷地西側の一角には、歩行者通路も整備されていました。




日比谷通りに面して設置されているオフィス入り口と建物内ロータリーを見渡して撮影しました。




日比谷通りの歩道を北側へ向かって歩いていくと、東京ミッドタウン日比谷の敷地北側に整備されている「日比谷ステップ広場」の都市型広場が見えて来ました。元々この広場は「日比谷ゲートプラザ(仮称)」と呼ばれていました。




東京ミッドタウン日比谷の開業は3月29日なのですが、何と「日比谷ステップ広場」の敷地沿いの工事用フェンスが撤去されていて、都市型広場内に入ることができるようになっていました。




早速「日比谷ステップ広場」の都市型広場内を散策していきます。日比谷通り側(西側)から都市型広場内に整備されている歩行者通路を散策していきます。




「日比谷三井タワー」の高層オフィスビルの敷地の北西角前に設置されているオフィス入り口の全景を撮影しました。




北西側から、日比谷三井タワーの建物前に整備されている街路樹の木々を撮影しました。




歩行者用通路を東側(日比谷シャンテ側)へ向かって歩いていくと、日比谷ステップ広場の巨大な空間が見えて来ました。広場の奥にはJR有楽町駅前の繁華街の町並みが広がっています。




日比谷三井タワーの高層オフィスビルの敷地の北東角に設置されているオフィス入り口の全景を撮影しました。JR有楽町駅に一番近いオフィス入り口となっていて、ここが実質的なメインゲートとなっています。




都市型広場の中央部に立ってみて、東京ミッドタウン日比谷の敷地東側に建っている「日比谷シャンテ」の建物群を見渡して撮影しました。




南東側から、「日比谷ステップ広場」の敷地内に建っている低層商業棟の建物の全景を撮影しました。低層商業棟の建物に整備されている階段を上っていきます。




上記と同じ場所から、西側(日比谷通り側)を見渡して撮影しました。




東側から、低層商業棟の建物に整備されている階段の全景を撮影しました。




階段上から振り返って、「日比谷ステップ広場」の都市型広場を見下ろして撮影しました。今まで日比谷地区やJR有楽町駅周辺には大規模な広場が存在していなかったので、すごく新鮮な気持ちになりますね。




低層商業棟の建物上に整備されている歩行者通路を見渡して撮影しました。歩行者通路内には、東京地下鉄日比谷線の日比谷駅に下りることができるエレベーターホールが整備されています。




日比谷三井タワーの高層オフィスビル2階の北西角に伸びているペデストリアンデッキですが、工事用フェンスによって仕切られていました。




北西側から、「日比谷ステップ広場」の都市型広場を見下ろして撮影しました。




ペデストリアンデッキ上から、敷地西側を通っている日比谷通りと、日比谷公園の緑地帯を見渡して撮影しました。




低層商業棟の建物上に整備されている広場から、階段を下りて都市型広場内へ戻っていきます。




都市型広場の中央部から、JR有楽町駅や晴海通りの一帯の繁華街の建物群を見上げて撮影しました。




日比谷ステップ広場内の低層商業棟内から、東京地下鉄日比谷線の日比谷駅コンコースや、広場直下に整備されている「日比谷アーケード」の地下通路へ向かってエスカレーターに乗って下りていきます。




エスカレーターを降りた先には、天井高さ10メートル前後の巨大な「日比谷アーケード」の地下街が広がっていました。西側から、「日比谷アーケード」の地下街の全景を撮影しました。




この「日比谷アーケード」の地下街と地下通路ですが、「日比谷ステップ広場」の都市型広場の真下に整備されています。




「日比谷アーケード」の地下通路の両側には、カフェやレストランなどの日比谷地区で働く人たち向けの店舗が多く並んでいました。3月29日の開業へ向けて、現在は内装工事が行われているみたいですね。




このお店は、セブンイレブンのコンビニエンスストアですね。シャッターが閉まっている状態のセブンイレブンの店舗なんて、生まれて初めて見たような気がします。




「日比谷アーケード」の地下通路内からも「日比谷三井タワー」や低層階の商業施設エリアに入ることができるようになっています。現在は工事用フェンスで仕切られていました。




「日比谷アーケード」の地下通路から、北側(東京地下鉄日比谷線の日比谷駅側)へ向かって伸びている地下通路も、新しく整備され直されていました。




そばに整備されている階段を上って地上に戻ってきました。階段を上った先には、「日比谷シャンテ」前の整備工事中の広場が広がっていました。




北東側から「日比谷ステップ広場」の都市型広場の全景を撮影しました。




日比谷ステップ広場と日比谷シャンテ前の広場スペースは現在も工事が続けられています。




東側から(日比谷シャンテ前から)、日比谷ステップ広場の全景を撮影しました。




JR有楽町駅前の「有楽町マリオン」の建物前から、高層オフィスビルの全景を撮影しました。




再開発工事現場の地図です。

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