東京都庁第一本庁舎の南展望台より、西方向に広がっている住宅密集地を見回してみました。前方には丹沢山地や関東山地の緩やかな稜線がうっすらと写っているのが見えます。
中野区や杉並区といった住宅が密集しているエリアを撮影してみました。
1300万人もの人口が集まっている東京の底力を見せつけられたような気分ですね。
続いて北西側を見ていきたいと思います。
北西方向には中野坂上や、JR中野駅周辺のビル群が点在しているのが見えます。
新宿中央公園の周辺には高層タワーマンションが近年相次いで竣工していて、オフィスビル街だけの雰囲気だけではなくなってきているのです。
JR中野駅がある場所をズームで撮影してみましたが、いつのまにか高層ビル街になっていたことに少しおどろきました。
西新宿くらいの場所になると、東京の市街地も山に囲まれているのだなと実感することができます。
新宿副都心の西側の住宅密集地の中は緑地帯などの緑もあまり少ないですね。
住宅街の中にもオフィスビルなどが点在している町並みは六本木などの港区とも共通していると思います。
硬い岩盤に覆われている武蔵野台地の上に発達している住宅密集地であり、大正時代の関東大震災後に武蔵野地方は宅地化が急激に進んだそうです。
甲州街道や青梅街道など、大通りに沿って中高層マンションが帯状に立ち並んでいます。大通りから外れたエリアが住宅密集地になっているようですね。
近年完成した高層タワーマンション、周囲には高い建物が立っていないので目立ちます。
神田川の水路の脇では今でもマンションが建設されていました。
新宿中央公園北側の中層マンション群をズームで撮影してみました。これで冬晴れの東京都庁展望台からの眺望は終わりです。