蹴鞠！

お正月、堪能されてますか？もうお仕事の方もいらっしゃいますね。

実家でも行きましたが、今日もお宮参りに入ってまいりました。
まず、上賀茂さん。

いつもは空の神馬舎に、今日はいらっしゃいました！アイドルしんめちゃんです。

愛らしいお目め。「お志」をチャリンと入れてニンジンを差し上げ、もぐもぐしている鼻先をなでなでしたのですが、もう一回なでようとしたらぷいっ、っとそっぽを向かれてしまいました。
う～ん、よく躾けられている。

いろいろまわって次は下鴨さん。

さて、本日の本題は、「蹴鞠初め」！！！

待ちましたよお～！晴れたとはいえ、2時間。もう、着いた時は既に自由席も埋まりかけ。あぶないあぶない。そしていよいよ選手（「鞠足というそうです」）ご入場。やはり、家元のような代々蹴鞠を受け継いでおられるお家があるそうです。


始まりました！音がお聞かせできないのが残念。そうですね、バレーボールに似た音でしょうか。右足の甲でしか蹴ってはいけない、とか、いろいろ細かい作法があるそうですが、勝ち負けはありません。蹴る人も見る人も、だんだん熱が入ってきます。


思いあまって飛び出すことも。案外激しい動きです。サッカーのように数回蹴り上げたり。


「鞠」はこんなの。鹿の皮でできており重そうですが、実際は紙風船のような構造でLサイズの卵2つ分ぐらいの軽さとか。時々ペコッと凹むのを、輪の部分をたたいて直します。


バレーシューズのような沓（くつ）。


着物の色だけでなく、背中の模様や烏帽子の形が、位によって少しずつ違います。風に翻る衣が華やかですね。


少し寒かったけど、いにしえに思いを馳せた、優雅なひとときでした。