ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

秋の夜長のうるわしき

2007年09月22日 | ガーデン

りんご。マルメロ。麝香。竜涎香。
アンズ。なつめ椰子。薔薇。
ジャスミン。マヨナラ草。ナスリーン。
水仙。あらせいとう。白檀。
伽羅。サフラン。煉香。
アネモネ。ミルテ。菊。

パセリ、セージ、ローズマリー、タイム。

秋の夜長。嬉しいですね。活字中毒の庭主(でも禄なもの読んでない…)、この時季になりますと、ふと思ってしまいます。
「世にも美しい物語が読みたい…」
それって、なに?と、自分でも良く分からないのですが。

ギリシア神話もケルト民話も日本昔話からマヤ、アステカ神話まで、ありとあらゆる昔話は大体読んだと思うのですが。どおでしょう。
そおですね~。本ではありませんが、ずいぶん前に見た映画、「シラノ・ド・ベルジュラック」は美しかったなあ。

と。
さて、上に羅列しました植物群(&香)。最初の一群は、なんの物語に出てくるか、お分かりですか???

分かった方は、すごい。そう。「アラビアン・ナイト」、千夜一夜物語です。
一瞬、聖書かと思いませんでした?やっぱり、もともと同じ気候帯から発したものなんですね~。そういえば、アラビアン・ナイトのはなやかさは、聖書の雅歌を思い出しますね~。(と思っていたら、その昔両方を訳したフランスの学者さんもいらっしゃったようで。)

そういえば、こんなアニメソングもありましたね。(これ知ってる人、いる~?)
シェーラ、シェーラ、シェーラよ 二人で旅を続けよう 月がのぼれば 口笛吹いて 次の冒険夢みよう~♪

そして、2つめの群は。お分かりの方もいらっしゃいますね。「スカボローフェア」です。

パセリは温和さ、セージは辛抱強さ、ローズマリーは貞節、タイムは度胸…なんですねえ。
(スカボロー・フェア Wikipediaより)

こちらになると、植物自体は地中海地方原産のものでありながら、歌詞や曲の雰囲気はもうすっかりキリスト教文化のものです(イギリスのバラードですから当然ですが)。
それにしても、はじめてこのWikiで全体の歌詞を知りましたが、こんな美しい歌だったんですね~。
秋の夜長のお月さま。幾重もの虫の音と、軽やかな風。今日は、何を読もうかなあ。

☆ 今日のちび庭気温:夜温27℃。今日も暑かったですね~。昼間はまだ30℃ありますね~。お月見が楽しみ。(^_^)