ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

バーチャルとリアル

2013年01月13日 | 読書録

あれっ、たった今書いてた記事が、まばたきをした瞬間にまた消えてしまった。なに~?


タッチパッドが過剰に反応するのか、そんな指の動きをした覚えはないのだけれど。あ~ん。





うんとね、昨日書き忘れた図鑑の感想を書いてたの。え~と、





世界で一番美しい元素図鑑


http://www.sogensha.co.jp/special/TheElements/characteristic/index.html


を読んで。





一つは、この私のふにふにした手も、植物も、生命体はすべて、一見まったく何の関係もなさそうな、この図鑑にある危なげな金属やらごつごつした結晶やら目に見えない気体やらの微細な粒子で構成されており、それらの物質を外界とやりとりすることで生命を維持しているという不思議。知識としてはあたりまえに知っているけれど、視覚的感覚としてはどうしてもついてゆけない~。だって、あれがこれなのよ?


そんな目で、ほかの2つの「~種子図鑑」や「~果実図鑑」を見ると、ますます不思議。なんだかどこかの星から来た宇宙船でも、あるいはタイムカプセルでも見ているような。いや、実際そうなのかもしれない、なんて。


二つ目は、そんなこの世のありとあらゆるものを作り上げている元素はすべて、「陽子」と「中性子」と「電子」という、たった3つの構成要素の数の違いだけで成り立ち(正確には宇宙にはまだほかにも物質があるようですが)、その無限の組み合わせでこの世(リアル)ができているという驚き。


それって、コンピュータのコマンドがすべて1と0(ONとOFF)の組み合わせの積み重ねだけでできてるのと同じよねって、今更庭主がいうことでもないのでしょうが。


バーチャルをつくったのが人間ならば、リアルをつくったのって、誰?って、思ったりもしますよね~。いえ、私は宗教とはな~んも関係ありません。ただ単純に。自然もしくは世界の成り立ちの深淵に驚くばかりです。


そういえば、言語は、アルファベットだったりあいうえおだったり、組み合わせる構成要素(文字)の数が多いですね。その分過去から未来へと地球上のあちこちで無限に言葉によって紡ぎだされる世界は重層的に広がっているといえるのかな。


バーチャルも言葉(コマンド)によってつくられた世界。


では、リアルも神様か誰かの言葉の現れなのかもしれませんね。どこかの神様が「光りあれ」といわれたみたいに。もしくは、昔イザナギとイザナミが言葉を掛け合って国を生み出されたように。う~ん、思考がだんだん空想遊びになってきたな。


今、古事記やら平家物語やら今昔物語やら、初心者向けの日本の古典シリーズにもはまっていて、そっちもいろいろ面白いのです~。特に平家物語については、NHKの大河ドラマでは禿やら清盛の亡くなる場面やら突飛に見えたエピソードも、かなり古典に忠実なストーリーだったのだな、と興味深く読みました。


いや、古典って、ほんと面白いのよ。


あ~、今日もとりとめもなく書いてしまいました。お暇つぶしになれば幸い。それではまた~!


☆今日のちび庭気温:-1~7℃ 明日はずいぶん天気が荒れるらしいですね~。初雪が見られるかな?(^^;)