ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

殿ヶ谷戸庭園 その1

2008年12月14日 | ガーデン
え~、北京の話は当面続きますので、ちょこちょことその間に最近見て来たところを。

もう、先週になってしまいますが、せっかく紅葉ですので、殿ヶ谷戸まで行ってきました。そんなに広くないし、そうは期待してなかったのですが。


もう、庭主絶賛。何と、凝っているのでしょう。狭い敷地を、縦横無尽に活用しております。う~ん、久々に良い「お庭」を見ました。


こちらは敷地の上側の、洋風庭園。ん~、美しく色づいています。

←散り紅葉も、いろんな色が混ざっててかわい~い。

←この庭園の水源が示されています。ふっと、琵琶湖疎水を活用した植治の庭を思い出しました。
そんな流れを汲んでいたりするのかしら?と調べてみましたら、白金台の名庭「八芳園」を手がけた赤坂の庭師、仙石荘太郎という人の作庭とのこと。どんな人だったんだろう。大正13~15年に作られたというから、時代的には7代目植治さんとかぶるんだけどなあ。


なだらかな斜面に、透き通る紅葉の赤。下の土留めは、何となく古河庭園を思い出す…。


おお、すばらしい!松の雪吊りが、ダイナミックに風景を引き締めています。池の水もきれいだ!


うわ~、この雪吊り、傘のふちが波打ってるなんて、凝ってるう~!いや~、美しいですね。




池がまた、いい雰囲気です。周りの景色が映り込んできれい。うっとりしちゃいます。
こちらもつづくぅ!



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2 コメント

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Unknown (ダイセン 2014/12/16)
2022-06-07 15:34:29
殿ヶ谷戸庭園を造園した仙石荘太郎の孫です。おじいちゃんは昭和30年頃に胃がんで亡くなりました。彼はいつも和服で、ラクダの下着を着てました。おじいちゃんの2人の息子とたくさんの孫は誰も庭師(造園師)にはなりませんでした。仙石家の庭師は荘太郎で絶えてしまいました。私はいとこ(荘太郎の孫)と家の中を走り回り、おじいちゃんのキセルを折ってしまったことを憶えています。おじいちゃん、ゴメン。
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Unknown (jardin 2014/12/17)
2022-06-07 15:35:03
まあ!仙石荘太郎さんのお孫さんからコメントをいただくなんて、感激です!!!そうですか~。うわ~、お仕事されているところを見てみたかったですね(時代的に無理ですが)~!きっと素敵なおじい様だったのでしょうね。
殿ヶ谷戸庭園はあれから毎年紅葉を見に行っています。昨年今年は出産で行けませんでしたが。いつ行ってもわくわくする、大好きなお庭です。特に、和庭の流れがたまらなく好きです。またちびを連れて見に行きたいです!
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