![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/46/efad1f464396f3df50673e32c8da1c54.jpg)
ナツツバキが咲きましたね~。つれと自転車でお買い物に出ると、いくつかある近所のナツツバキスポットをチェック。ん~、かわい~ね~。東林院のナツツバキは元気かなあ。
さて、この季節、どうしても話題が虫ばかりになりますが。水やりタイムは植物の良い観察タイムでもあります。
先日、ミニバラの新しい花芽に着いたアブラムシを水で落とそうとしたところ。
ん?ブルーメタリックなコバエ?いや、ちがう。なんだかとてもきれいだ。ルリチュウレンジほど大きくはない。アブラムシの周りを飛び回っては、さかんにオシリの針でなにかを刺している。
寄生バチ?でも、食料に良さげな大きなアブラムシではなく、ほんの1ミリほどのその子ムシをを刺しているような。それとも、実は葉っぱに産卵しているのか???あんまり小さくて、よく見えない。
ハバチ~?ハモグリバエではないと思うんだけど…。
ネット検索してみると、「コガネコバチ」↓がとても良く似ていました。
http://www.nogyo.tosa.pref.kochi.lg.jp/kikan/kenkyu/se/home/soshiki/kontyu/tenntekishoukai/kontyu3_aphid.htm
え~っ!二次寄生!?他の寄生バチがアブラムシに産みつけた幼虫にさらに寄生するのお~?そんな器用なことが、ていうか、うう、ぐろてすく~。
でも、産みつけた相手が小さすぎる。ハチはたくさん種類があって十分には分かっていないらしいから、また違う種類か、もしくはいろいろパターンがあって今回は単純にアブラムシに寄生しただけなのか?
虫の世界は深すぎて、クラクラします~。
そういえば、ちょっとおもしろいもの↓を見つけました。
The Scale of the Universe 2
http://htwins.net/scale2/
全部英語表記なんですが、どこぞの国の双子の天才少年が作ったソフトだそうです。スタートボタンをクリックして、下のバーを動かすと、ヒューマンスケールを中心に、極小はニュートリノやクオークよりももっと小さなところまで、極大は銀河系のさらにさらに彼方、宇宙の果ての果てまでをスケールにあらわしてみた、というもの。
へ~、地球ってこんなに大きい/小さいんだ、人間のはじまりの卵子ってこ~んなに小さいの、ていうか、DNAまじ小さい~。遺伝子の中にどんだけ入ってるんだ~、全部解読なんてムリ!とか、こんなにニュートリノ小さいんじゃあ、そりゃあなんだって通り抜けるよね、とか、逆に太陽が胡麻粒みたいでアンタレスどんだけ大きいんだ、なんでこんな遠くの宇宙のことが分かるんだ、とか…。
こんなにミクロの世界も広いんじゃ、ハチやアリの世界も豊かよねと思ったり。
ついでにもうひとつ。
↓宇宙ステーション(ISS)をはじめとする人工衛星の軌道と現在位置がGoogleマップ上でリアルタイムで分かるサイトが。
http://www.n2yo.com/?s=25544
「地図+写真」モードで拡大してみると、なんだか宇宙ステーションから地上を眺めてる気分に。約90分で地球を1周するので、いろんな国の知らない地理を楽しめます。
おおっ、北京をあっという間に通り越しちゃったよ、なんて、ものすごいスピードにびっくりしたり、カナダの端って、複雑な湖だらけなのね~、とか、こんな太平洋のど真ん中にも島ってあるのね~、とか。意外だったのは、ヨーロッパと南米が本当に近い、ということ。いや~、こんな地球に私たちは棲んでいるのね。
小さいけれど大きな地球に思いを馳せて。植物がいて動物がいて。いったい誰がこんなに精巧な世界を作ったのか、世界って、宇宙って、限りがあって果てしないのね~。
今日も植物とそれをめぐる生物を観察しながら、ひたすらそのしくみの不思議さに感嘆するのでした。
最近のオススメ読書録:
佐野藤右衛門「桜のいのち庭のこころ」筑摩書房 2012年
近藤まなみ 兼坂さくら「グリーンケアの秘める力」創森社 2008年
白幡洋三郎「庭を読み解く 京都の古寺」淡交社 2012年
石川拓治「奇跡のリンゴ 『絶対不可能』を覆した農家木村秋則の記録」幻冬舎 2008年
鈴木嘉一「桜守三代 佐野藤右衛門口伝」平凡社新書 2012年
時崎厚(監修)「写真でわかる盆栽づくり」西東社 2010年
書いとかないと、読んだの忘れてまた図書館で借りちゃったりするのよね~。どれもなかなか良い本でございました。
☆今日のちび庭気温:18~26℃ 台風が近づいていますね。お庭も畑も気をつけなくっちゃ~。(^^;)
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