ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

土の力

2005年08月23日 | 滋賀
こんばんは!先週も金曜の造園や仕事を無事に終え、週末は、こちらに来て初めて隣県、琵琶湖の北の方にある実家に帰りました。場所は、高山植物では知る人ぞ知る、伊吹山の、ほんとにふもとです。

車もある程度乗れるようになったし、何年ぶりかでよし、伊吹山ドライブウェイに登るぞ!と意気込んでいたのですが、早朝起きてみると山は厚い雲に覆われ。風も若干吹きすさび、なんと台風が近づいているとか。がっくし。ざんねんだなあ~。久々に頂上の「お花畑」を堪能しようと思ったのに。

イブキトラノオ、イブキジャコウソウ(ね、聞いたことあるでしょ?)、イブキフウロ、イブキトリカブト…。ルリトラノオなどの特産種も。前には秀吉が城を築いた長浜、すぐ後ろはもう岐阜県の関ヶ原というこの地には、その昔、信長がポルトガル人に命じて薬草園を開かせたそうで、ここにはなんとヨーロッパ由来の植物が生息していたりするのです。薬草でも有名なこの山、エンゲイギョーカイ人になってからまだ行ってないからじっくり観察したかったんだけどなあ。標高1377m。すっと行けば登れそうなんだけれど、この山はなめちゃいけない(と、小さい頃からたしなめられている)。天候変わりやすいからなあ。あ~あ。

しかし、こちらは京都と比べてずいぶん涼しい。台風のせいもあるんでしょうが、実に風が心地よく、お昼寝に最適。久々の実家は、母の手によりすっかりナチュラルガーデン。家自体はまだ建ってからほんの10年ほどしか経っていない、ごくありふれたメーカーの住宅なのですが、田舎だけに庭の広さはたっぷり。果樹好きの父と、苗を押し付けてストレス解消していた私のせいですっかり植えたい放題です。手入れもチョー適当。昨年はオシロイバナが爆発的に生えていましたが、素人なりに少しずつ知恵がついたというか(!)、コスモスと、自生のユリとで少しずつまとまりが出てきました。やっぱり、シノゴノ言わずに育ててみるのが一番ですね。う、うらやましい。

さらに、家の横にはちょっとした菜園が。おお~、そだっとるそだっとる。スイカに胡瓜に、トマトにサトイモに…くやし~。やっぱ、土が充分あると迫力が違うのう。やっぱり根張りがいいんだろうなあ。土自体の質も自然がバランスをとってくれるし。やっぱりちび庭のプランターじゃあだめかあ。ふう~。い~もん。がんばるもん。砂利庭でも地道に細々と次の収穫を目指すんだもん。と、予想以上の豊作にニタつく父に対抗心が燃えるのでした(もちろん帰りはしっかり収穫のおこぼれに預かっている)。やっぱ、土だね。土。

そして今日。園芸店に「庭に畑土をいれてほしいんですけど」という電話が。うう、分かるなあ、その気持ち。でも、残念ながらなかなか畑土って売ってもらえないらしい。あれ、関東でもそうだったかなあ???客土するって話いっぱいなかったっけ???結局今ある土に改良材をまぜていくことに落ち着きそうなのでした。ふむ?

☆今日のちび庭気温 28~34℃ ゴメンナサイ。19日~22日の気温です。あしからず。戻ってみると、やっぱ京都は暑いわ。ふう~。(^^;)

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