２１世紀にふさわしい憲法は

安倍総理は憲法改正を目指す集会にビデオでメッセージを寄せ、「２１世紀にふさわしい憲法を追求する時期に来ている」と述べ、改めて、憲法改正に強い意欲を示しました
（改悪とも言える以上改訂が取りあえず正しい言い方だ、）
１９世紀の後半から２０世紀は世界を巻き込んだ大戦の時代だった、国家間・民族間の対立を武力をもって対応する世紀は先の大戦を最後に変えて行かなければならない、
「国家間の紛争を解決する手段としての戦力を永遠に放棄する」と言う憲法こそ「２１世紀にふさわしい憲法」なのではないだろうかと思う、
「無法国家が武力で侵略を」と言う事には専守防衛と言う事で間に合うのではないか、集団的自衛と言う事も結局はアメリカの戦略に無条件で従うと言う方向に向かっている事は殆どの意見が指摘している。
アメリカ合衆国と言う国家は単一民族国家ではない、あらゆる人種が同じ権利を享受し、同じ責任を負う自由な国家と言うなら理想的なコスモポリタンだが人種差別は根深いものがあると言う、現大統領が国人から出た事は瞠目すべき事だったがそれでも白人による有色人種に対するトラブルは一向に減らないどころか増加し深くなっていると聞く、
おそらく日本がアメリカに盲従した所でアメリカの国家首脳部が日本を同じ立場のパートナーとして認める事はありえないだろう、江戸時代の牢獄で役人が黙認した「牢名主」あるいは役人に賄賂を渡して小悪を黙認されている目明しと変わるまい、
アメリカ国民はいるがアメリカ人種は居ない、民族間紛争を国家として理解する事は基本的に国内に抱える人種間問題を本当の意味で理解し解決しなければアメリカが世界警察だと言ってもイスラム問題を解決する事は不可能だ、
同じ地域に生まれ、同じ宗教を信じ、生活文化をずっと続けてきた事が民族としての歴史であり文化である、国を追われ、或いは一攫千金を目指し、武器を持って小民族を追い落として「我が国は独立した」と言うのは決して正しい国家の在り方では無い、
カナダ、オーストラリアも同じ成り立ちだが国家警察を標榜したりしていない、２１世紀になって原住民族の歴史を見直す時期に来ている、
東洋の島国は独自の文化と歴史がある、無論近隣諸国と歴史的な軋轢もあるが力が強いとい言うだけのまだ３世紀も経ていない国家に盲従するのはそれこそ「売国奴」と言いたい