
桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿、
梅は咲いたか、桜は未だかいな、とんぶりばちゃ浮いた浮いたステテコシャンシャン
良い季節なのに世界は荒天だ
案の定自民党内部からウクライナ侵略に託けて核保有、或いは核装備アメリカと共同管理をと言う意見が出た、
しかし検討したが自民党内部からも「方法が違う」と言う意見が多く議題として取り上げるべきでないとなったことでひと先ずほっとした、
安倍晋三と高市早苗は相変わらず自衛隊の軍隊に変更を目論んでか「憲法明記」を声高に叫んでいるがこのウクライナ問題はそこには逆に作用したようだ、
北朝鮮は軍備を拡大し長距離ミサイルを盛んに発射しているのはなぜかと言う事を冷静に考えれば日本が敵基地攻撃能力を備える事が危険を招く挑発になる事は明白だ、
戦争は消耗のみの経済行為だ、如何にコストを掛けずに自国の被害を抑えて勝利終結させることが命題な事は当然だ、
その為には相手国の戦闘能力を潰すことが最優先であり、非戦闘員を目標に戦闘を始める事は無駄であるし国際的に禁止されていて世界中の非難を浴びる、
ウクライナに対するロシアが世界の殆どの国から非難を受けた上に無意味な都市攻撃を優先した為に苦戦に陥っている事はその証左だろう、
現在の自衛隊戦闘能力はかなり高いとはいえ憲法九条の規定に従ってあくまでも国境を越えた侵略に対する防衛力に限定されている。
北朝鮮或いは他の国にとって真っ先に叩かなければならないのはアメリカの軍事施設であり戦闘力である、
その為に北朝鮮はグアム、沖縄更にアメリカ本土に届く長距離ミサイルの開発に邁進している訳で、恐らく現在状況では日本国内の自衛隊基地はメインターゲットには入っていないだろう、
しかし国内に米軍と共同で北朝鮮迄届く兵器基地を設置しそれを「抑止力だ」と喧伝すればすぐさま攻撃目標にされる、
日本は国土が狭いうえに殆どが高山で基地としておかれるのは海岸線に片寄り一般生活圏と非常に近い、
どの国も基地は都会とは離れた原野にある、アメリカの基地は殆ど砂漠地帯だ、
此処を攻撃目標にされて戦闘が起きても一般国民に被害が直接及ぶ事は少ない、
しかし日本の自衛隊基地は全て大都市の周辺にあり一度戦時になれば近隣都市はすぐに戦場になる、
一次・二次大戦のヨーロッパの市街戦とは違い抵抗する暇もなく日常が戦火に覆われるのだ、
今度のロシアを見て侵略に対する防衛力が必要な事は痛感したが日本がロシアと同じ事が出来る戦力を保持するのは挑発行為とみなされても仕方ないだろう、
前の大戦での前科がある、きっかけはともかくだが、日本に力を持たせたら又ああいう事を起こすんじゃないかと思うのは恐らく外国より我々日本国民、一般庶民が持つ危惧の方が高いだろう
ウクライナ侵略を他山の石とするなら使い方を間違えない事を祈るのみだ