梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

ブルージンと皮ジャンバー

2022-07-07 11:30:25 | 昭和の頃

いつ頃だったか、レコードを聴き始めたころ最初に買ったボーカルがアダモの「ブルージンと皮ジャンバー」だった、
最初に買ったのはポータブルレコードプレイヤーと言うかわいいやつでターンテーブルから少しだけはみ出したところにスピーカーとスイッチ関係が押し込んであるやつでLPを乗せると外にはみ出して回るやつだった、
中学を卒業して働き始めて初めて買ったのは時々買う映画の雑誌の付録についていた映画音楽のソノシートを聞く為だった、
ギャング映画の曲だったが曲自体はよく覚えていない、悪役のジェームスギャグニーと言う丸顔の小柄の役者だけがどういうわけか印象に残ている
多分アンタッチャブルの頃だが曲自体は多分西部劇の曲だったんではないか
暫くはスクリーンミュージックと言うジャンルに傾倒していたので歌手が歌うと言うレコードを買ったことはなかったのだがある時ラジオで聞いたこの曲が気に入って初めて買った、
私の買ったレコードはこのジャケットではなかった気がする、B面もこれではなく「インシャラー」だった様な気もするが後から買ったLPの中にあったのと勘違いしているかもしれない
LPを買ったのはずいぶん後でその頃にはやっていたフルコンポと言うやつでアンプ・プリアンプ・イコライザー・FMチュナー・ターンテーブル(しかもダイレクトドライブ)カセットデッキとかなり凝ったものになっていた
スピーカーはSONYのG-3だったがのちにG-5になりコンポーネントはSONYのほかパイオニアを使っていた、
曲の好みは多岐にわたり映画音楽からジャズ、シャンソンなど何でも聞いた
今度はLPでアダモを買ったらその中に「雪が降る」が有った、
この曲は日本の曲かと思っていたらアダモがフランス語で歌たのがオリジナルだった、
そのころ私の部屋に近くのスナックの女の子が転がり込んでいてこの曲を聴いて泣き出したことを覚えている、
そういえばそのころよく飲み歩いていた友人が連れて来た女の子は「さすらいのギター」をかけて泣きながら踊っていたことがあるが音は心の琴に共振するのかもしれない
今はネットで簡単に聞けるので本当にいい時代になった
しかし、先日使っているキャリアが突然ダウンし3日間連絡が取れなくなったがとりあえずインターネット自体は繋がっていたので事なきを得たがネットが全ダウンしたら今の世界は大変なことになりそうだな